お盆直前! でも休みじゃない人が半数近く? 夏休みの「リベンジ消費」はいかに
ファイナンシャルフィールド / 2022年8月6日 11時40分
巣ごもり生活でガマンしていた消費欲を発散させる“リベンジ消費”。お盆直前の今、休みを利用して旅行やレジャーなどで発散させるケースも多いように思えますが、実際はどうなのでしょうか? 株式会社エアトリが発表した夏休みについての調査結果(※)をもとにチェックしてみましょう。
夏休みは最大何連休? お盆に休めない人も少なくない
この調査は、20代以上の1219名を対象に行われたもの。まずは今年の夏休み事情から見ていきます。
就業中の人(875名)で、今年のお盆に休みが取れると回答した人はおよそ55%。調査時点(6月28日~7月3日)では5人に1人は休めるかどうか未定、そして4人に1人はお盆に休めないことが確定しているという結果になりました。
後者である45%の人のうち、時期をずらして夏休みを取る予定の人がおよそ7割ということで、「完全に夏休みがない……」という人は少数派であることもわかりました。これはちょっと安心できる結果ですよね。
また、お盆に休める人の連休日数については、もっとも分布が多かったのは「5連休」でおよそ20%。その次に「6連休」(およそ14%)、「4連休」(およそ13%)、「9連休」(13%)と続きます。
4日〜6日の連休という人がおよそ半数ということから、この長さがお盆休みの一般的な日数ということがわかります。一方で4人に1人は9連休以上。有給などを組み合わせて長期休暇にする人も少なくないようです。
夏休みの予定は? 値上げ連発でもレジャーにお金をしっかり使う人が多数
取得時期や日数は人それぞれですが、みなさん夏休みはどのように過ごす予定なのでしょうか。
なんとおよそ4割の人は「未定」との回答。その次に多かったのは「宿泊を伴う国内旅行」でおよそ3割、そして「おうちでゆっくりする」という人がおよそ2.6割でした。
お盆の1ヶ月前の段階でこのような調査結果ですから、未定の人がこれから宿泊を伴う旅行に出かけるケースはそこまで多くなさそうです。ちょうどタイミング的に感染状況も悪化しているため、「近場の夏祭りに行くくらいにしよう」「家でゆっくりしていよう」という考えにシフトする人も多いのではないでしょうか。
ただ、調査時点で「海外旅行」と回答している人は8.1%で、これは昨年調査より7ポイント近く増加しているとのこと。第7波到来の前の調査なので実際に行く・行かないがどうなるかはわからないところですが、少なくとも「今年は海外旅行でリベンジ消費!」と考えていた人がジワジワ増加していたということは確かなようです。
さて、猛暑で気温が上昇しているだけでなく、物価まで上昇している今、財布の紐を固く結んでいる人も多そうですが、夏休みのレジャーの予算はどうなっているのでしょうか。
1位:1万円以上〜5万円未満 31.7%
2位:5万円以上〜10万円未満 26.1%
3位:1万円未満 14.5%
4位:10万円以上〜15万円未満 11.3%
5位:20万円以上 10.5%
6位:15万円以上〜20万円未満 5.9%
これは、就業・非就業関わらず20代以上の1219名全員の回答です。およそ6割の人が「1万円〜10万円未満」を予算にしていることがわかります。
レジャーに行く予定がないという人もふくめ、レジャーにあまりお金をかけないという人はおよそ15%。こう見ると、多くの人は夏のレジャーにそこそこお金をかけようと思っていることがわかります。
さらに、10万円以上しっかり消費するつもりの人も3割弱。いろいろ値上げが続いているなかでも、「せっかくの休みだからモノやサービスにお金を使いたい」と考える人が少なくないのかもしれません。
お盆直前。今年も家でゆっくりするという人も、アクティブに遊ぶという人も、暑さ対策・感染対策を徹底したうえでステキな夏休みを過ごしてくださいね。
出典
※株式会社エアトリ 「夏休み」に関するアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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