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住宅ローンと教育ローンは同時利用できる?同時に利用するポイントは?

ファイナンシャルフィールド / 2022年8月18日 11時10分

住宅ローンと教育ローンは同時利用できる?同時に利用するポイントは?

子どもを持つ世帯の場合、住宅ローンも教育ローンもどちらも利用したいと考えることもあるでしょう。しかし、すでにどちらかを利用していると、新たにローンを組むのは難しいと悩む人もいるかもしれません。   そこで今回は、そもそも住宅ローンと教育ローンの同時利用は可能なのか、また複数のローンを利用する場合の注意点などを紹介していきます。

住宅ローンと教育ローンの同時利用は可能

結論からいえば、住宅ローンと教育ローンの同時利用は可能です。ただし、実際の利用額や年収は人それぞれに違います。そのため、2つのローンを併用できるかどうかは審査の結果次第です。住宅ローンは金額が大きなものになりやすいことから、商品によって異なりますが、最長の場合で50年まで返済期間を設けることができます。
 
対して、教育ローンは数百万円程度が多く、住宅ローンのように返済期間が長びくことはそうそうありません。余裕を持って返せるよう返済額を低めに抑えていることは多いですが、返済期間は住宅ローンよりずっと短期間で設定されるのが一般的です。
 

複数のローンを利用するときの限度額について

先述したように、返済能力に問題がなければ住宅ローンと教育ローンを同時に利用することはできます。しかし、複数のローンを利用するとなると、限度額が気になる人は多いかもしれません。そこで気になることの1つに「総量規制」があげられます。「総量規制」とは「貸金業法」の中に設けられているもので、年収の3分の1を超えた額の貸付けをしてはいけないというルールです。
 
ところが、このルールはクレジットカード会社(信販会社)やカードローン会社(消費者金融)など貸金業者を対象にしたもので、住宅ローンや教育ローンのような銀行からの借入には該当しません。
 
また、住宅ローンや教育ローンなどは「除外貸付け」と呼ばれ、貸金業法のルールからも外されています。ただし、銀行など金融機関によっては住宅ローンが組める年収の下限を300万円にするなど個別に設けているケースもあります。
 

住宅ローンと教育ローンを同時に利用するポイントは?

住宅ローンと教育ローンを併用できるかどうかは、審査の結果次第と考えたほうがいいでしょう。そこで、気をつけておきたいのが、事前にできるだけ余計な借り入れを片付けておくことです。例えば、自動車ローンが残っている場合は早めに完済しておく必要があります。これらのローンは「総量規制」に該当しないものの、審査で重要になってくるのは返済能力です。
 
年収に対して利用しているローンの額が多いと、審査に影響することは十分あり得ます。また、実際には金融機関ごとで個別に審査条件を設定していることが多いため、マイナスになる部分は可能な限り解消しておくことが得策です。
 

住宅ローンと教育ローンの同時利用は審査次第では可能

説明したように、住宅ローンと教育ローンを同時に利用することは可能です。これらのローンは総量規制に該当することもないため、借入額が年収を超えても問題はありません。ただし、利用できるかどうかは金融機関の審査結果次第です。自動車ローンなど他にもローンを抱えているときは、早めに完済しておくなどの対策は必要です。
 

出典

日本貸金業協会 総量規制が適用されない場合について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

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