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老後資金を使い始めるのは平均「65.9歳」!資金形成で必要なポイント3選

ファイナンシャルフィールド / 2022年8月20日 22時40分

老後資金を使い始めるのは平均「65.9歳」!資金形成で必要なポイント3選

老後資金として貯めてきたお金をいつから使い始めるのか、資金繰りに窮する前に知っておきたい人もいるでしょう。公益財団法人生命保険文化センター「リスクに備えるための生活設計」のデータでは、預貯金などを使い始める平均年齢が公表されています。   今回の記事では、この平均年齢ついて触れた上で、資産形成において必要なポイントを解説するので、参考にしてみてください。

老後資金を使い始めるのは平均65.9歳


 
公益財団法人生命保険文化センター「リスクに備えるための生活設計」によると、預貯金や個人年金保険などを使い始める年齢は平均「65.9歳」とされています。実際に使い始める年齢は、人によってまちまちです。
 
しかし、データから定年退職の年齢である65歳付近で老後資金を使い始める人が多いことが読み取れます。また、再雇用制度を利用する人の場合、70歳程度までは働き続けることになるため、老後資金を使い始める年齢も後ろ倒しになるでしょう。
 
加えて、老後資金を十分に用意できなかった場合は、公的年金が支払われる年齢になっても働かないと生活がままならないかもしれません。豊かな生活を送るためには、老後資金を使い始める年齢を考慮した上で、しっかり老後資金を確保することが大切です。
 

老後資金を形成するために必要なポイント3選

老後、お金の面で苦労しないためにも、綿密に計画を立てた上で資金形成する必要があります。しかし、資金形成のためには具体的に何をすれば良いのか、わからない人も多いでしょう。主に老後資金を形成するためのポイントとしては、下記の3つが考えられます。
 

●資金形成の計画を事前に立てる
●貯蓄のための仕組みをつくる
●計画は可能な限り忠実に実行する

 
具体的な内容について解説していくので、参考にしてみてください。
 

資金形成の計画を事前に立てる

老後資金を貯める目的があるなら、いつまでにどの程度の資金を貯めるのか、明確な資金形成の計画を立てることが大切です。計画を立てておけば、毎月どれくらいのお金を貯めれば良いのか明確に把握できます。
 
資金形成の計画は具体的であるほど、貯める意識が強くなるので、計画を立てるときには金額や日程を明確にしておきましょう。どのような手段で老後資金を貯めるのか、より具体的な計画にしておくことも大切です。
 

貯蓄のための仕組みをつくる

これまでやってきた方法でうまくいかないなら、発想を変えて「勝手に貯まっていくようにする」のもおすすめです。1つのやり方として取り入れてほしいのが、定期預金や確定拠出年金(企業型DC、iDeCoなど)です。毎月一定額が自動的に積み立てられるため、自然と貯められます。
 
ただし、途中解約できないケースもあるため、事前の確認が必須です。長期的に貯蓄したい人にはおすすめの仕組みになっているので、自分で貯蓄するのが苦手な人は利用してみてください。
 

計画は可能な限り忠実に実行する

一度資金計画を立てたなら、できるかぎり忠実に実行するようにしましょう。計画だけ立てても、実際にやってみないと意味がありません。
 
また、急な事故や病気の場合は、計画通りに貯蓄できなくなるかもしれません。そんなときは、資金計画を適宜見直し、続けていくようにしましょう。大切なのは「できることをやり続けていくこと」です。「継続は力なり」と考え、地道に実行していきましょう。
 

老後資金は計画的に貯めていこう

定年を迎え、公的年金が支払われる65歳前後から貯めてきた老後資金を使い始める人が多いようです。老後資金があまりに少ないと、生活で苦労する可能性も高いため、早くからお金を貯めるようにしましょう。
 
貯めるにあたって大切なのは「いつまでに、いくら貯めるか」を計画し、実行できるようにすることです。また、仮に病気や事故でそれまで通りに計画を進めるのが難しくなった場合は、適宜見直しましょう。
 

出典

公益財団法人生命保険文化センター 「老後」とはいつから?

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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