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50代で貯金なしの人はどれくらいいる? 50代から始める老後に備えた貯蓄戦略

ファイナンシャルフィールド / 2022年9月8日 21時30分

50代で貯金なしの人はどれくらいいる? 50代から始める老後に備えた貯蓄戦略

金融広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和3年調査結果」によると、50代で年収750~1000万円未満の人のうち、貯金がない人は全体の10%であるという結果でした。   50代といえば間もなく定年を迎える時期で、一般的には子どもの教育費負担も軽減されてくるころです。   そこで今回は、現在貯金がない、あるいは少ないと感じている50代の人でも、これから始める貯蓄について解説します。今からでも遅くありません、安心して進めていきましょう!

50代だからこそ貯蓄のチャンス! 収支を見直して貯蓄に回そう

50代の会社員の場合、勤続年数も長くなり、キャリアを積んで管理職など役職についていることが多いでしょう。そうなると毎月の給与だけでなく、季節の賞与も増えてきます。
 
一方、50代になるまでにはさまざまなライフイベントがあり、支出も大きかったのではないでしょうか。
 
これまでより収入は増えていて、支出も減ってきているのなら、今からが貯蓄をしていくチャンスです。
 

今後のライフプランを把握し今後のマネープランを策定しよう

50代になると、子どもの教育費負担も軽減されてくるころです。場合によっては、子どもが結婚し孫がいるということもあるでしょう。
 
このように、現役世代とはライフプランがまったく変わっています。子どもが家にいてにぎやかだったころは、ある程度食費負担も大きかったでしょう。しかし子どもが巣立った後は、当時よりも食費負担が減ります。単純に、その分だけでも貯蓄するという方法でもよいのです。
 

生命保険の見直しでムダを省いて少しでも貯蓄へ

50代では、生命保険の見直しも必要です。
 
前述したように、家族環境の変化などが起こっている時期です。子どもが巣立って別世帯になった場合などは、死亡保障の金額である必要保障額を減額する方がよいでしょう。
 
生命保険料が少しでも安くなれば、その分、貯蓄できます。保険の見直しは、保障の最新化という意味でもメリットがあります。50代は、その一つのポイントであるといえます。
 

6ヶ月分の生活資金確保の後はどんどん貯蓄専用口座へ

50代は定年年齢に近づいているとはいえ、まだまだ働く世代です。
 
貯蓄額の目標として、まずは生活資金の6ヶ月分を目標にしましょう。万が一の病気やけがで収入が減ったときのためにもなりますし、冠婚葬祭など急な出費にも対応できます。
 
そこで、6ヶ月分の生活資金とは別に、老後資金として別口座でお金を貯めていくことをおすすめします。明確な老後資金対策として、口座をしっかり分けましょう。
 

おすすめは給与振込口座から自動積立預金

確実に口座を分けて貯蓄をしていくためには、毎月定額ずつ自動的に貯金する方法がよいです。
 
ほとんどの銀行で、普通預金口座から自動的に積立預金するサービスが無料で利用できます。金額や日にちも設定できるため、給料日に自動積立の設定をすると強制的に貯まっていきます。
 
同様の仕組みで、勤務先に財形貯蓄制度がある人は今からでも始めてみましょう。勤務先が給与からあらかじめ差し引いてくれるため、自動的にお金が貯まっていきます。
 
このように「自動的に貯まる」仕組みを利用すれば、たとえ今は貯蓄がなくても将来的には貯まっていきます。
 

まとめ

今現在は貯金が少ない人でも、自動的に貯まる仕組みを活用することで、貯蓄は確実にできます。
 
自分で貯金する習慣がなかった場合でも、給与天引きのような形であれば、知らない間に貯蓄できます。
 
50代からでも決して遅くはありません。マネープランを見直し、少しでも貯蓄にあてるようにしましょう。
 

出典

金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和3年調査結果
金融広報中央委員会 知るぽると ホームページ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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