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資産運用を始めるのにいくら必要なの? 目的別に準備すべき額を徹底解説

ファイナンシャルフィールド / 2022年9月9日 11時20分

資産運用を始めるのにいくら必要なの? 目的別に準備すべき額を徹底解説

長寿高齢化が進み、老後資金への備えについて近年注目されています。しかし、資産運用の経験がないから分からない、そもそも資産運用に回す資金がない、という声も多く耳にします。   そこで今回の記事では、資産運用はした方がよいとは考えているものの、さまざまな理由から一歩踏み出せない人へお読みいただきたい内容にしました。   どのような資産運用で、どれくらいのリターンが見込めるかについてもシミュレーションしますので、ぜひ参考になさってください。

資産運用を行わない理由は知識と資金の不足

日本証券業協会が2021年に実施した「証券投資に関する全国調査」(調査対象:日本全国の20歳以上の男女7000人)では、証券投資を行わない理由について結果が発表されています。
 
株式投資、公社債投資、投資信託のいずれについても、最も多い回答は「興味がない」でした。この後は「十分な知識が不足している」「資金がない」「値下がりの危険がある」が続いています。
 

家計改善や自主的な学びで解消されることもある

「興味がない」「知識不足」という内容に関しては、さまざまなツールを用いて自主的に学ぶことで解消されます。
 
例えば、日本証券業協会Webサイト内では、投資初心者向けに「投資の時間」という特設ページを設けています。基礎編から実践編まで、段階的に分かりやすく解説していますので、活用してみましょう。
 
資金不足に関しては、家計改善を含めてマネープランの見直しをすることで解消されます。もちろんコロナ渦で家計に影響が及んでいる場合などは、無理して資産運用をする必要はありません。
 

資産運用シミュレーションの結果を確認しよう

20年後に1000万円貯めることを目標にした場合、年率の違う資産運用でシミュレーションしてみましょう。
 
なお、このシミュレーションは金融庁「資産運用シミュレーション」を用いています。誰でも無料で利用できますので、前提条件を変えて自身でも試してみてください。
 

年率2%では毎月3万3922円の積立が必要

毎月3万3922円×20年=元本814.1万円
運用収益 185.9万円
 

年率4%では毎月2万7265円の積立が必要

毎月2万7265円×20年=元本654.4円
運用収益 345.6万円
 

年率6%では毎月2万1643円の積立が必要

毎月2万1643円×20年=元本519.4万円
運用収益 480.6万円
 

まとめ

シミュレーション結果から、同じ目標金額であっても年率の違う資産運用を選べば、毎月積立額が大きく違うことが分かりました。
 
金融庁の資産運用シミュレーションでは、期間や年率、目標額など細かい数字まで変更できます。投資期間を長くすることや、目標金額を下げることで、毎月積立額は減額することが可能です。
 
自身で捻出可能な金額についてシミュレーションをしてみることをおすすめします。
 

出典

日本証券業協会 証券投資に関する全国調査(調査結果概要)
日本証券業協会 投資の時間
金融庁 資産運用シミュレーション
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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