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都内の「駐車場料金」は地方と比べてどれだけ高い?その理由は?

ファイナンシャルフィールド / 2022年9月15日 2時30分

都内の「駐車場料金」は地方と比べてどれだけ高い?その理由は?

全国各地さまざまな場所に設置されている駐車場ですが、地方に比べると都内の料金は高い傾向となっています。都内の時間制コインパーキングでは、1日駐車していただけで数万円請求されるケースもあります。   本記事では、都内と地方の駐車場料金の相場、都内の方が高い理由、高額請求にならないために注意したいポイントを解説します。

都内と地方の駐車場料金の相場


 
駐車場料金は、設置されている場所の地価が高いほど高額になります。都内とひとまとめにいっても、中央区、港区、千代田区などの中心地と、23区外のエリアでは駐車料金の相場は大きく異なります。
 
月極駐車場の場合、東京駅のある千代田区は4万~5万円、浅草駅のある台東区は3万~4万、赤羽駅のある北区は2万~3万円、23区外の八王子駅は1万~2万円が相場です。基本的には駅から遠くなるほど料金は安くなります。地方の月極駐車場は、1万円以下で借りられるケースが大半です。
 
ただし、地方の中枢都市や大きな駅の周辺は、1万円を超える場合もあります。
 

都内の方が高い理由

都内23区は地価が高く、建物も密集しています。そもそも駐車できるスペースが少ないため、料金が多少高くても需要があるのです。特に、時間制で支払うコインパーキングは、立地や所有者によって価格に幅があります。地方では60分200円程度で駐車できる場所が多いのに対して、都内では10分で500円の料金が設定されているコインパーキングも見かけます。
 
コインパーキングは隣り合っている駐車場でも料金が倍以上違うケースは珍しくありません。渋谷区エリアには20分で400円というものから、10分で500円のように価格差が大きい場合もあります。
 
基本的には、20分で400円の安いコインパーキングに駐車したいと思うはずですが、満車でなかなか駐車できなかったり、急ぎの用事があったりすると、つい高額な駐車場に停めてしまうこともあるでしょう。都内の中心地は駐車場の数が限られており、高い価格設定でも利用されるため、駐車場料金が高くなりやすいのです。
 

高額請求にならないために注意したいポイント

時間制のコインパーキングでは、時に数万円などの高額請求となる場合があります。駐車料金は基本的にコインパーキング前の看板に大きく記載されていますので、最大料金や条件を見逃さないように気をつけましょう。
 
最大料金とは指定された時間帯などにおける最高額を意味します。例えば、最大料金がない60分200円のコインパーキングに12時間駐車した場合、合計金額は2400円です。一方、6時~24時の最大料金が1000円で設定されている場所であれば、日中12時間駐車していたとしても、合計金額は1000円となります。
 
注意したいのは、最大料金が適用されるのに条件が定められているケースです。時間帯、曜日、時期が細かく設定されている駐車場のあるため、事前にしっかりと確認しておくと安心です。
 

需要の高いエリアは駐車料金が高額に

地方に比べると都内の駐車場料金は、月決め(月極め)もコインパーキングも高くなる傾向です。ただし、都内であっても駐車スペースが豊富にある郊外などは、料金が安くなります。駐車場料金は地価が高く、設置が少ないエリアほど高額になるので、都内中心部のコインパーキングを利用したいときは事前にいくつか候補をピックアップしておくのがおすすめです。
 

出典

三井のリパーク
タイムズ駐車場検索 時間貸駐車場の最大料金について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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