【「2000万円」以上の超高級車を紹介！】「高級車」と「超高級車」の違いや節税対策について確認しよう！

近年、従来の高級車を超える価格の「超高級車」が登場してきました。   超高級車は数千万円から数億円という高額な値段です。経営者や富裕層の中には、超高級車を節税対策で購入するケースもあります。   この記事では、超高級車の定義や超高級車と呼ばれる車の例、超高級車の購入は節税対策になるのか、などについて解説します。

超高級車の定義とは？高級車とどう違う？

 
「高級車」というと、一般的には価格が高い車や高性能なスーパーカーをイメージするのではないでしょうか。高級車と呼ばれる条件としては高価格であることはもちろん、車体やエンジンの排気量が大きいこと、デザインや走行性能に優れていることが挙げられます。
 
超高級車も基本的な条件は高級車と同じです。ただし、高級車が高くても1000万円程度までの車を指すのに対し、超高級車は2000万円や3000万円、あるいはそれ以上の値段となっています。
 
超高級車と高級車の違いは、台数限定で希少性が非常に高く、ブランド力でも高級車を上回っている点です。「パガーニ」や「ブガッティ」、「ロールス・ロイス」のような世界的に有名なメーカーで、かつ生産台数の少ない車が超高級車と呼ばれています。
 

「超高級車」と呼ばれる車の例

超高級車は世界的に有名な自動車メーカーによって生産されています。
 
以下に、超高級車の例を紹介します。価格は調査時点のもので、グレードや為替レートなどによっても変わるため、参考程度としてください。
 

・2000万円台の超高級車モデル

ランボルギーニ／ウラカン（2653万円）
メルセデス・ベンツ／メルセデス・マイバッハ Sクラス（2730万円）
 

・3000万円台の超高級車モデル

ロールス・ロイス／ゴースト（3722万円）
アウディ／R8クーペ（3138万円）
アス トンマーティン／DBS スーパーレジェーラ（3827万円）

・4000万円以上の超高級車モデル

マクラーレン／765LT（4450万円）
フェラーリ／812GTS（4523万円）
ロールス・ロイス／ファントム（5680万円）
 

・億超えの超高級車モデル

日産／GT-R50 by Italdesign（1億2000万円）
メルセデス・ベンツ／メルセデスAMG ONE（3億2000万円）
ブガッティ／ラ ヴォワチュール ノワール（13億8000万円）
ロールス・ロイス／スウェプテイル（14億5000万円）
パガーニ／ゾンダ HPバルケッタ（19億5000万円）
 

超高級車の購入は節税対策になる？

高級車を「社用車」として購入し、必要経費に計上することで利益を減らせます。「法人税」の負担を軽減することが見込めますが、新車の場合は耐用年数が6年であるため、1年当たりの減価償却費が少なくなり効果は限定的です。
 
また、趣味性の高いスポーツカーなどは社用車として認められず、経費計上ができないケースもあります。もし節税目的で超高級車を購入するなら、社用車に認められやすい「セダンタイプの中古車」がおすすめです。例えば、3年10ヶ月落ちの超高級車を購入すると、耐用年数は2年となり、初年度の償却率を100％にすることができます。
 

超高級車を購入して節税対策に役立てよう

超高級車は魅力的な外観と高い性能を持ち、高級車以上のステータスを与えてくれます。そのため、超高級への憧れを抱く人も多いでしょう。
 
しかし、価格は数千万円を超えるため、個人で購入するのは非常に難しいといえます。会社経営者の場合は社用車として超高級車を買うのも一つの方法です。中古の超高級車であれば、すぐに経費化できて節税対策に役立ちます。
 

出典

国税庁 令和3年分確定申告書等作成コーナーよくある質問耐用年数（車両・運搬具／工具）
国税庁 No.5404 中古資産の耐用年数
メルセデス・ベンツ日本株式会社 Mercedes-Maybach S-Class
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部