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リボ払いってどんな仕組み? 利用前に注意点も理解しておこう!

ファイナンシャルフィールド / 2022年9月18日 3時20分

リボ払いってどんな仕組み? 利用前に注意点も理解しておこう!

テレビCMでも毎日のように聞こえてくるリボ払い。仕組みをしっかりと理解してから利用しないと、思わぬ返済額になってしまうかも?   本記事では、リボ払いの仕組みと注意点について解説していきます。

リボ払いの仕組み

リボ払いはどんな仕組みになっているのでしょうか?
 

リボ払いとは

リボ払いとは「リボルビング払い」の略で、利用金額、件数を問わず、契約で設定した金額を毎月支払う方法です。
 
毎月の支払額を一定の金額で固定して、金利とあわせて返済していく仕組みのため、まとまったお金を用意できない場合でも高額商品の購入などが可能になります。
 
ただし、高い利息・手数料が発生するため、リボ払いの利用が増えると、いつの間にか支払総額が高額になってしまうケースがあります。
 

リボ払いには手数料がかかる

リボ払いは、各月の利用残高に対して手数料がかかります。リボ払いの手数料は、年率で設定されており、多くの場合、実質年率15.00%が一般的です。
 

代表的なリボ払いの方式

リボ払いには大きくわけて「定額方式」と「残高スライド方式」の2種類があります。それぞれの特徴を解説します。
 

利用残高の大きさに関係なく一定額を支払う「定額方式」

定額方式は、利用残高が増えても、毎月の支払額は一定の返済方式です。
 
例えば、ある月にいつもより高額な買い物をして利用残高が増えたとしても、毎月の支払額はそのままです。
 
しかし、毎月の支払金額を低く設定すると、その分利用残高の減りが遅くなり、支払い終えるまでに時間がかかってしまいます。その分、手数料もかさみ、支払総額も多くなってしまいます。
 
この定額方式には、「元利定額方式」と「元金定額方式」の2種類があります。
 
【元利定額方式】
元利定額方式は、一定の支払額にリボ払い手数料が含まれています。毎月の返済額を固定する方法です。
 
【元金定額方式】
元金定額方式は、元金返済分のみを毎月一定にする方式で、この一定の元金に対して発生する手数料を上乗せした金額を、一定の返済金額として定める方法です。
 

利用残高の大きさに応じて、毎月の支払額が増減する「残高スライド方式」

「残高スライド方式」とは、利用残高に応じて毎月の支払金額が変動(スライド)していく方式です。残高に応じた最低支払金額が設定され、支払いを重ねて利用残高が減るにつれて、毎月の支払金額も減るのが特徴です。
 
ただし、追加でリボ払いをして利用残高が増えると、支払金額が増えるので要注意です。
 
利用残高が多いときには元金の返済が進み、利用残高が少なくなると月々の返済負担を抑えられるというメリットを持っています。
 

リボ払いの注意点

リボ払いのメリットには以下のようなものがあります。

●まとまったお金がなくても高額の買い物ができる
●毎月の支払額がほぼ一定で家計の管理がしやすい

便利な返済方法である反面、使いすぎには注意が必要です。以下のようなデメリットもあるので、リボ払いの危険性を知ることも重要です。

●手数料がかかる(目安としては実質年率15.00%)
●月々の支払額が少ないため、お金を使っている感覚がまひして使いすぎてしまう
●残高がある限り長期間の支払いが続く

安全・安心にリボ払いを活用するために、注意したいポイントがあります。

●申し込みの前に必ず手数料や支払い方式を確認する
●利用可能枠や支払方法をチェックする
●利用明細を確認して、利用残高と毎月の支払額、手数料の金額を把握する

リボ払いは、使い方によってメリットもあります。自分の支払い能力を把握して、無理のない利用を心がけましょう。
 

出典

金融庁 借りすぎ・多重債務にご注意
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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