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「港区のタワマン」に住むなら年収はいくら必要?

ファイナンシャルフィールド / 2022年9月20日 2時40分

「港区のタワマン」に住むなら年収はいくら必要?

港区は東京23区のなかでも、高級住宅街として人気のエリアです。   ショッピングが楽しめる表参道、高層オフィスが立ちならぶ品川、自然豊かな台場など、駅ごとに特色があって数多くのタワーマンション(タワマン)タワマンが建設されています。   この記事では、港区に住んでいる人たちの平均年収、港区のタワマンに住むなら年収はいくら必要なのかについて解説します。

港区に住んでいる人の平均年収は?

総務省「令和3年度 市町村税課税状況等の調」によると、東京都港区に住んでいる人の平均年収は約1185万円です。東京都23区のなかでも、港区、千代田区、渋谷区は平均年収が高い傾向にあります。葛飾区、足立区、板橋区、江戸川区、荒川区などの北東部エリアは平均年収が低く、350万円前後となっています。同じ東京23区でも、3倍以上の差が生じていることがわかります。
 
港区の平均年収が高い理由としては、利便性の高さがひとつの要因だといわれています。港区の南部にある品川駅は、JRと京浜急行の複数路線が乗り入れており、都内はもちろん関東近郊へのアクセスも抜群です。また、東海道新幹線の停車駅でもあり、羽田空港や成田空港へも直通しているため、利便性に優れた立地となっています。また、港区には麻布、六本木、赤坂、青山、白金など、洗練された街並みが広がっています。
 
日本の経営者や外資系で働く外国人らが集まりやすい環境となっているのも、港区に住んでいる人の平均年収が高くなる理由といえるでしょう。
 

港区のタワマンに住むために必要な年収は?

港区には、大使館や有名ブランドのブティックが数多くあり、エリア全体が高級感に包まれています。タワマンもコンシェルジュ常駐、超高層階、駅直結、プール・ジム付きなど設備が充実しているものが多く、賃貸・分譲ともに富裕層向けの物件が中心です。賃貸の場合は月の家賃は数十万円台のものから、100万円を超える部屋も珍しくありません。分譲の場合は、1億円前後から選択肢が徐々に増えていきます。
 
年収における家賃の割合は3分の1が目安となるため、港区のタワマンに住むのであれば年収1000万円は必要です。現在、港区に住んでいる人の平均年収が約1185万円であることを考えると、年収が1200万程度あると安心かもしれません。
 
また、必要な年収は家族構成によっても異なります。一人暮らし用の部屋であれば、年収1000万円でも十分探すことができますが、部屋の面積に応じて価格は高くなります。家族用の広い部屋に住みたいのであれば、年収1500万以上あるとよいでしょう。
 
タワマンは月々のローン・家賃に加えて、管理費、修繕積立金、駐車場代などが発生します。総額がいくらになるかを把握したうえで、理想の物件を見つけることが重要です。
 

港区のタワマンに住むなら年収1000万円は最低限必要

港区は東京23区のなかでも高額なタワマンが多いエリアです。一人暮らしであれば、年収1000万円程度でタワマンに住むこともできますが、広さのある部屋、駅近で築浅の物件など条件が増えると、年収1000万円であっても選択肢が大きく減ってしまう可能性があります。
 
管理費、修繕積立金、駐車場代など家賃以外の出費もあるため、長期的な視点で物件を選ぶことが大切です。
 

出典

総務省 令和3年度市町村税課税状況等の調 第11表課税標準額段階別令和3年度分所得割額等に関する調(合計)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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