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もったいない! 食品ロス、実際はどのくらい? 食品ロスを減らして節約しよう!

ファイナンシャルフィールド / 2022年9月21日 12時20分

もったいない! 食品ロス、実際はどのくらい? 食品ロスを減らして節約しよう!

まだ食べられる状態であるのに廃棄されてしまう食品のことを「食品ロス」といいます。   「食品を買いすぎてしまった」「消費期限が近い」「レストランで注文した量を食べ切ることができなかった」など、食品ロスが出てしまう理由はさまざまです。食品ロスを減らすことは、地球環境をよくしたり、家計を節約したりすることにつながります。   そこでこの記事では、食品ロスの現状をはじめ、減らしていくためにはどうすればよいのかを解説します。

食品ロスの現状とは?

農林水産省と環境省の発表によると、まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう「食品ロス」の量について、令和2年度は年間522万トンです。また、農林水産省によると、日本の食料自給率(カロリーベース)は38%とのことです。
 
このことから、大量の食料を輸入しているにもかかわらず、大量の食料を食べられる状態のまま捨てているということが分かります。食料を廃棄するにはコストがかかります。そのうえ、燃やす際にCO2が排出されるため、環境にもよくないのです。
 
また、食品ロス522万トンのうち事業系が275万トン、家庭系が247万と約半分が家庭から出ています。総務省の「家計調査(令和3年)」によると、二人以上の世帯で消費支出金額における1ヶ月あたりの平均は27万9024円、そのうち食料が7万5761円で、食料は家計の消費支出の約4分の1を占めており大きな負担になっています。
 
家計を節約するためには、食品ロスを減らすことが大切なのです。
 

食品ロスを減らすための方法とは?

それでは、食品ロスを減らすために家庭でできることが紹介しましょう。
 
1つ目は、スーパーなどで買い物をするときに必要以上に買わないことです。家にあるにもかかわらず、ついつい同じ調味料や野菜、肉などを買ってしまうことがあります。こうした事態を防ぐためには、買い物前に冷蔵庫に何が入っているのか、あらかじめ把握しておくことが大切です。
 
また、いくらお買い得だといっても、必要以上に購入してしまうと、食べきれないまま消費期限を迎えてしまうことがあります。スーパーなどで買い物をするとき、は食べられる量だけを購入するようにしましょう。また、食べられる量だけ調理することも大切になります。
 
2つ目は、食材の保存方法に気をつけることです。保存状態を間違えると、予定よりも早く腐ってしまうことがあるからです。
 
例えば、野菜は冷凍や乾燥などの下処理を行って、ストックしましょう。また、小分けして保存するときは古い食材から使い切ることができるように、保存袋に消費期限を記入して古い食材を手前に置くなど取りやすくすることをおすすめします。
 
3つ目は、レストランに行ったときは食べられる量だけオーダーすることです。「ご飯を少なめにしてもらう」「ハーフサイズで注文する」など、その日の体調を考えながら食べられる量に調整しましょう。また、残った料理はパックなどに詰めて持ち帰ることが可能なお店を選ぶとよいでしょう。
 

食品ロスを減らせば家計の負担も軽減!

食料は家計の消費支出の約4分の1を占めています。ということは、食品ロスを減らせば、家計の負担も軽くなるのです。
 
「必要以上に食品を買わない」「食材の保存の仕方に気をつける」「外食時に料理を頼みすぎない」など、食品ロスを減らすためにできることはあります。これらの方法を通して、家計負担を軽くしながら食品ロスについて考えてみてはいかがでしょうか。
 

出典

農林水産省 食品ロス量が推計開始以来、最少になりました
環境省 我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和2年度)の公表について
農林水産省 日本の食料自給率
総務省 家計調査(家計収支編) 時系列データ(二人以上の世帯)2. 用途分類:収入及び支出金額・名目増減率・実質増減率(月・四半期・年) 二人以上の世帯
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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