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シニアは自分の楽しみのためにいくら使っているの?孫にはお金を惜しまない

ファイナンシャルフィールド / 2022年9月27日 10時20分

シニアは自分の楽しみのためにいくら使っているの?孫にはお金を惜しまない

最近のシニアは旅行に出掛けたり、スポーツをしたりとアクティブです。人生100年時代ともいわれる現代では、シニアになっても年齢にとらわれず、好きなことをできる世の中になってきています。ただし、「旅行が好き」という方の中には、コロナ禍で旅行に行きにくくなってしまい、家の中で楽しみを見つけている方もいるのではないでしょうか。   ソニー生命保険株式会社は、全国の50 歳~79 歳の男女に対し「シニアの生活意識調査」を実施しました。今回は調査結果のうち、現在の楽しみと、それにかけるお金についてピックアップしてみました。

シニアの一番の楽しみは「旅行」

現在の楽しみを聞いたところ、「旅行」が45.3%で1番人気でした。次いで「テレビ/ドラマ」(38.6%)、「映画」(29.5%)、「グルメ」(28.5%)、「読書」(26.6%)となりました。
 
昨年と比べて、「健康」「音楽/楽器」「子ども/孫」が4.5~4.7ポイントアップしました。新型コロナウイルスの終息が見えない中、スポーツや食生活など健康づくりに取り組んだり、家の中で音楽鑑賞や楽器演奏を楽しんだりする人が増えたようです。また、緊急事態宣言が解除され、子どもや孫と会えるようになった人も増えたと思われます。
 

シニアは楽しみのために1ヶ月にいくらかけているの?

それでは、シニアは楽しみのために、1ヶ月にいくらかけているのでしょうか。現在の楽しみが「旅行」という人では平均2.4万円、「スポーツ」という人は平均1.2万円となりました。旅行なら、近場の1泊旅行くらいはできそうな金額です。
 
また、現在の楽しみが「ペット」という人では、1ヶ月の支出が平均1.3万円でした。2020年では0.7万円であったことから、2倍近くに増えています。インドア派の人はペットを大事にするようになったのではないでしょうか。
 
現在の楽しみが「貯蓄」という人の、貯蓄に対する1ヶ月の出費の平均金額は5.2万円となりました。2020年では4.7万円であったのが、コロナ禍の外出自粛により2021年では5.8万円に増え、そこから0.6万円減少しています。
 
今年は円安やウクライナ侵攻等で、物価上昇が相次ぎ、貯蓄に回すお金が少なくなったことも理由の1つと思われます。もしくは規制緩和で出掛ける機会が多くなり、支出が増えたのかもしれません。
 

孫と外食がしたい! 孫のためにはお金を惜しまない

孫がいる人に、この1年間で、孫のためにお金を使ったことを聞いたところ、「おこづかい・お年玉・お祝い金」が67.2%で最も多い結果に。次いで、「一緒に外食」が43.5%と、孫と一緒に食事をすることが楽しみなのでしょう。外食については、2021年では38.3%であり、この1年で5.2ポイントアップしました。
 
今年は行動制限が緩和されたので、孫とのお出掛けが増えたことがうかがえます。以下は「おもちゃ・ゲーム」(39.9%)、「衣類などファッション用品」(30.8%)、「本・絵本」(26.9%)となりました。
 
この1年間で、孫のためにいくら使ったか聞いたところ、平均11万9413円と、1ヶ月あたりで計算すると約1万円使っていることがわかりました。「5万円~10万円未満」(22.1%)使っている人が最も多く、僅差で「3万円~5万円未満」(21.4%)が続きました。「10万円~20万円未満」(15.0%)も使っている人も多いようです。
 
昨年と比較すると、平均額は2021年の10万4682円から、1万4731円と大きく増えました。行動制限緩和に伴い、孫に会う機会が増えるとともに使うお金も増えているようです。
 

出典

ソニー生命保険株式会社 シニアの生活意識調査2022

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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