20代の26%は物価高にフリマアプリで対応！ 家計収入を増やす方法

円安や原材料・輸送費の高騰により物価の上昇が始まっています。今後、より家計に影響を与えてくることが考えられるでしょう。そして、その値上げに対する対応策が必要になってきます。   今回、株式会社LENDEXが20歳から60歳に対して行った「値上げ」に対する調査をもとに、20歳代で行われているフリマアプリを使った家計収入を増やす方法を紹介します。

収入を増やすために行っていること

まずはアンケート結果より年代ごとの「収入を増やすために行っていること」に対する調査結果をご紹介します。

20代……特になし　33.0%　副業　26.5%　フリマアプリ　26.0%
30代……特になし　40.1%　投資　25.8%　副業　20.7%
40代……特になし　51.9%　投資　20.9%　副業　16.0%
50代……特になし　55.5%　投資　19.9%　副業　13.7%
60代……特になし　66.7%　投資　16.9%　副業　9.9%

以上のような結果が得られています。
 
全ての年代で、「特になし」という回答が最も多くみられたものの、各年代、資産運用やポイ活、家計簿の見直しなどさまざまな対策をしているという結果が得られました。傾向としては若い世代ほど、何かしらの対策を行っていることがわかります。
 
さらに、20歳代にはみられ、30歳代以降にはみられない対策が今回の調査でみられました。それがフリマアプリの活用です。その割合は全体の26％に達しています。その具体的な内容を紹介していきます。
 

フリマアプリ概要

フリマアプリはスマートフォンとメールアドレスがあればすぐに始められます。販売する商品の写真を撮り、配送に必要な箱や緩衝材を用意、アプリにアップロードし値段を設定、商品の購入を待つだけです。
 
配送や商品の梱包（こんぽう）は購入者の視点に立ち親切・丁寧に行いましょう。各社、さまざまなサービスを展開していますが、販売した商品は電子マネーとして活用できるものがほとんどです。
 

具体的な活用例

では具体的な活用方法を見ていきましょう。
 

不用品を出品

自宅にある不用品を出品し販売する方法です。売り物ですので状態の良いものを販売しましょう。必要であればメンテナンスしてください。中古品ですから商品の状態がわかりやすい写真撮影と説明を意識してアップロードしましょう。
 

安く仕入れて高く売却

新品・中古品は問いません。安く商品を仕入れ、仕入れ値よりも高く販売し「差益」を得る方法です。売れる商品のリサーチする力と必要ですが慣れてくると大きな収益を得られます。ただし、フリマアプリでは販売できないものや、不当な金額で販売するとアカウントを停止されるケースがあるのでその点は注意してください。
 

たまったポイントを有効につかおう！

20歳代で多く活用されていたフリマアプリについて紹介しました。販売した商品はポイントとして加算され、電子マネーとして実店舗でも使えます。新たな仕入れに利用することもできますから、より大きな利益が得るようにも使えます。これらのことからフリマアプリを有効活用するということは、すなわち家計収入が増えているといえるのです。
 
この増えた収入で、ちょっとした娯楽を楽しむのもよいでしょう。フリマアプリはスマートフォンがあれば手軽に始められます。利用していない方はぜひとも活用してみてはいかかでしょう。
 

出典

株式会社LENDEX 「値上げ」に関する調査（PR TIMES）
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部