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【高級車の代名詞!】「ベンツ」に乗るには年収がいくら必要?

ファイナンシャルフィールド / 2022年10月3日 22時30分

【高級車の代名詞!】「ベンツ」に乗るには年収がいくら必要?

高齢ドライバーへの免許返納の推奨や、若者の車離れなどにより、自動車販売に暗雲が立ち込めています。   ところが、ある輸入車に関しては注目が集まっているのです。それが、高級車のイメージが強いメルセデス・ベンツです。   この記事では、メルセデス・ベンツのマーケティング戦略や、リーズナブルに購入するための年収について考えます。

メルセデス・ベンツの車種

「ベンツ」といっても、さまざまな車種があり、価格もかなりの開きがあります。
 
2022年9月15日時点でのメーカー希望小売価格のプライスリストを見てみましょう。例えば、最高価格帯のマイバッハの名前がつけられたMercedes-Maybach GLS 600 4MATIC Edition 100 (ISG搭載モデル)は3570万円(税込)です。その一方で、コンパクトなAクラスのエントリーモデルのA180は427万円(税込)となっています。
 
なお、これらの金額は車両本体のみであり、オプション、付属品、税金(消費税を除く)、保険料、登録等に伴う諸費用は別途必要です。マイバッハを購入する顧客層はオプションもつけることが多いので、実売価格で考えると、両者の価格差は10倍以上になる可能性があります。
 

メルセデスの市場戦略

従来のメルセデス・ベンツを知っている中高年世代は、高級車というイメージを持っている場合が多いようです。
 
ところが、販売会社の一つであるメルセデス・ベンツ・ジャパンは、販売戦略を転換して顧客層の拡大路線を取ってきています。例えば、販売拠点にはカフェやレストランを併設したり、人気コミック『進撃の巨人』とコラボしてラッピングした車を展示したりしているのです。
 
このように積極的な戦略でブランド認知を強化することで、販売につなげようとする努力がみられます。その効果もあって、2021年度まで外国メーカー車の輸入車新規登録台数で7年連続首位となっているのです。
 

最もリーズナブルな車種と必要な年収

どうしてもメルセデス・ベンツのオーナーになりたいのであれば、このような販売会社の戦略に乗ってしまうのもよいでしょう。つまり、従来のメルセデスが持つ「高級」なイメージやクオリティーを保ちつつ、時代が求める「コンパクト」なモデルを購入するというのが最もリーズナブルにメルセデス・オーナーになる近道といえるでしょう。
 
ここでは、400万円台のA180を購入する際の年収を計算していきます。頭金を100万円払うとして、300万円で5年ローンを組むと、単純に計算するために金利を無視すれば月額5万円となります。
 
もちろん、維持費がかかるので、最低でも月額10万円程度の可処分所得が必要でしょう。とはいえ、独身者などで年収500万円程度あれば、ローンと維持費で収入の24%の負担です。他にまとまった支出がなければ、それほど経済的に無理をせずに「ベンツ・オーナー」になることも夢ではありません。
 

エントリーモデルからオーナー履歴をはじめてみましょう


 
A180はメルセデス・ベンツの車種の中ではリーズナブルな価格ですが、正真正銘の「ベンツ」です。1000万円を超えるSクラスや3000万円超えのマイバッハなどは将来の目標として、まずはエントリーモデルのA180で「ベンツ・オーナー」になれるのです。
 
どうしても「ベンツ」に乗りたければ、ひとまずはA180からオーナー履歴をはじめてみるとよいでしょう。
 

出典

日本自動車輸入組合 2021年度輸入車新規登録台数(速報)
メルセデス・ベンツ・ジャパン プライスリスト(メーカー希望小売価格)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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