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定年後は「庭師」の仕事をしたいです。年収はいくらを見込めますか?

ファイナンシャルフィールド / 2022年10月4日 10時30分

定年後は「庭師」の仕事をしたいです。年収はいくらを見込めますか?

定年退職後、新しい仕事に挑戦してみたいと考える人が多くいます。中には専門職として活躍する「庭師」に憧れを持たれる人もいることでしょう。ただ、庭師の仕事を目指すにあたり、気になるのが年収の問題です。庭師の年収はいくらくらいなのでしょうか。   そこで、この記事では庭師の年収の目安について解説します。

そもそも庭師とは?


 
庭師とは、樹木や芝、庭石や池など日本庭園の手入れ、維持管理等をする職人をいいます。似た職業に「植木職人」がありますが、植木職人は植物を専門的に扱います。一方、庭師は庭を総合的にデザインする仕事で、樹木の枝や葉などを切る剪定(せんてい)作業に加えて、石を動かしたり、池を掘ったり、弱った樹木の入れ替えを判断したりするなど、庭全体を管理する幅広い仕事を行います。
 
加えて、土に肥料を足したり、接ぎ木をしたりする場合もあります。日当たりや季節の変化はもちろん、枝の生え方や水の流れなどを考慮しつつ、依頼主と話し合った上で庭を整えていく仕事です。したがって、自然や植物に関する深い知識が必要になります。
 
なお、庭師は学歴を問わず仕事に就くことが可能です。とはいえ、建築設計や園芸に関する専門的な知識が求められることもあるため、専門の学校や大学(工学部建築学科や農学部園芸学科など)で学ぶとともに、規模の大きな庭園造営で使用する重機や工具の免許やスキル(造園施工管理技士〈1・2級〉、造園技能士〈1~3級〉、小型移動式クレーン運転技能者、玉掛技能者など)を身に付けておくと業務の役に立つことでしょう。
 
なお、造園業は高齢化が進んでおり、現場は人手不足の傾向にあるとされています。入れ替わりの激しい業界として知られており、中途採用も積極的に行われています。
 

庭師の平均年収はいくらくらい?

参考までに、2022年9月に「求人ボックス」で掲載されたによると、庭師(造園)の仕事の平均年収は、411万円程度とされています。厚生労働省が運営する職業情報サイト「job tag(じょぶたぐ)」によると、庭師に最も近い職種として紹介されている「造園工」は344.1万円、ハローワーク求人賃金は24.8万円です。
 

庭師として収入アップを目指す方法は?

庭師として収入を増やすためには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、庭師として収入アップを目指すための方法をいくつか紹介します。
 

■経験を積む

庭師として収入アップを目指すために、基本ともいえるのが「コツコツと経験を積む」ことです。
 
しかし、定年退職後にゼロから始める場合、経験を積み重ねるといっても時間に限りがありますので、相応の努力と覚悟が必要でしょう。やみくもに努力するのではなく、高額な仕事を受注していて、新人に対し技術と経験を最短で習得させる環境を持ち合わせた職場に入れれば、効率的に経験を積むことができるでしょう。
 

仕事内容や年収の目安を把握して憧れの庭師の仕事にチャレンジしてみよう

庭師は日本庭園を造り、維持管理を行う仕事です。庭に関する幅広い仕事を担当することになるため、樹木や自然に関する深い理解や知識が求められます。庭師になるだけであれば、必要な資格は特にありませんが、専門知識や資格を持っていれば、採用確率のアップや業務の幅が広がることにつながるでしょう。基本的な仕事内容や年収の目安を把握し、定年後に憧れの庭師の仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 

出典

厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET) 造園工

EduTownあしたね 庭師になるには・庭師の仕事内容

求人ボックス給料ナビ 造園の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)

一般財団法人 日本緑化センター 樹木医
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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