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定年後は「沖縄」で暮らしたい!生活費はいくらかかるの?

ファイナンシャルフィールド / 2022年10月12日 10時20分

定年後は「沖縄」で暮らしたい!生活費はいくらかかるの?

沖縄の豊かな自然や暖かな気候に憧れて、「定年後は移住したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。   一般的に、東京などの都心以外は生活費が安いという漠然としたイメージがあるかもしれません。しかし、移住を検討するなら実際にかかる生活費の額を知っておくことも大切です。   本記事では、沖縄の生活費について費目ごとの具体的な金額を紹介しますので参考にしてください。

沖縄の生活費の目安は? 主な費目ごとに紹介

「沖縄県公式移住応援サイト おきなわ島ぐらし」によりますと、沖縄の2人以上の勤労者世帯の年間の生活費は約275万9376円です。ただし、これは沖縄県全体の平均値なので、家賃の平均額が異なる市街地と郊外では生活費が変わってくるでしょう。
 
ここでは、沖縄の生活費を費目別に紹介します。
 

・住宅費

沖縄の1LDKの平均家賃は5万3430円、2LDKで7万3467円です。3LDKの場合は9万3503円なので、東京であれば郊外の家賃と同じくらいになります。東京全体の平均と比べた場合は、沖縄の家賃は半額程度です。定年を迎えた夫婦2人で生活するなら2LDK程度になるので、7~9万円程度になるでしょう。
 
定年後に住宅を購入する場合、3LDK程度であれば2000万円台後半からが目安なので、東京都心よりも安くなります。ただし、那覇市では5000万円程度と比較的高くなるため、沖縄でも都市部と郊外の差がある点には注意が必要です。
 

・水道光熱費

沖縄の水道光熱費全体の平均は年間19万5679円で、東京の20万2234円と比べてもそれほど差がありません。沖縄が特に安いということはなく、移住するエリアによっても水道光熱費は異なります。
 

・食費、雑費

沖縄の食材の平均金額を東京と比べると、同じくらいか1割程度高くなっています。例えば、米は2327円で東京の2267円よりも割高です。外食については沖縄のほうが東京よりも安いので、外食が多い世帯なら生活費を抑えられるでしょう。
 
日用品についても食費と同様に東京よりも割高になっています。これは、輸送費がかかるためと考えられます。
 

沖縄の生活費で知っておきたい豆知識

沖縄には高齢者向けの移住支援もあるので、ぜひ活用しましょう。公益社団法人沖縄県宅地建物取引業協会が運営する「ちゅらさん家」に登録されている「あんしん賃貸住宅協力店」への問い合わせで物件探しが効率的になります。
 
また、沖縄県公式移住応援サイト「おきなわ島ぐらし」沖縄県の移住支援では「空き家バンク・定住住宅等住まいの支援」制度を紹介しています。これは、自治体ごとに行っている支援制度です。
 
沖縄には2003年に開業したモノレール(那覇空港⇔てだこ浦西)がありますが、鉄道は戦前利用されていたものの、戦後は復旧しませんでした。そのため、移動手段はバスまたは自家用車になります。バスの運行本数が少ないこともあり、車での移動が多いことから交通渋滞の解消が社会課題となっています。車を利用する場合は、維持費やガソリン代も生活費の中に入れておくと良いでしょう。
 

定年後に沖縄に移住するなら具体的な生活費を確認してから計画しよう!


 
定年後に沖縄での生活を夢見るなら、具体的な金額の目安を知ってから計画を立てると良いでしょう。本記事で紹介したように、沖縄の生活費は必ずしも東京より安いというわけではありません。
 
また、沖縄の中でも都市部と郊外では生活費には差があります。沖縄の住みたいエリアを決めてから、家賃など自治体ごとの生活費を確認することをおすすめします。
 

出典

沖縄県公式移住応援サイト おきなわ島ぐらし よくある質問
沖縄県公式移住応援サイト おきなわ島ぐらし 沖縄県の移住支援
Yahoo!不動産 沖縄県の家賃相場
Yahoo!不動産 東京都の家賃相場
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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