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年金は「現金」で受け取れる?銀行口座がなくても大丈夫なの?

ファイナンシャルフィールド / 2022年10月15日 6時0分

年金は「現金」で受け取れる?銀行口座がなくても大丈夫なの?

年金を受給する年齢が近づいてくると、必要な手続きや受給方法が気になります。   年金の受給方法は、原則として口座振り込みです。では、銀行口座を持っていない場合はどのように受給すれば良いのでしょうか。年金を受給できなくなる事態だけは避けたいものです。   今回は、年金を口座振り込み以外の方法で受給する方法があるのかを解説します。

年金は現金で受給できる

結論からいうと、銀行口座がなくても問題なく受け取れます。受け取り方法は、手渡し(現金)です。
 
ただし、受け取りはゆうちょ銀行限定で、偶数月の15日以降に郵便局の窓口に行けば受け取れます。15日が土日祝日の場合は、15日以前の直近の平日に受け取れるため覚えておきましょう。必要な持ち物は、年金送金通知書と年金証書の2点です。
 
年金を口座振り込み、もしくは手渡し以外で受給する方法はありません。なお、一部のインターネット専業銀行も年金の受取先として指定できます。
 

年金を現金で受給するための手続き

年金を現金で受給するためには、事前に年金事務所などで手続きを行う必要があります。
 
まず満65歳を迎える3ヶ月前に年金請求書が届くため、内容をしっかりと確認しておきましょう。65歳を迎える前日以降に、届いている年金請求書に必要事項を記入し、添付書類を添えて年金事務所もしくは役所へ提出します。
 
提出から2~3ヶ月後に年金証書と年金決定通知書、さらにその後に振り込みに関する案内が届くため確認してください。届いた年金送金通知書に氏名の記入と押印をし、年金証書とともに郵便局の窓口へ持っていけば年金の受け取りができます。
 
また、今まで口座振り込みで受給していた方が、途中から現金で受給することも可能です。「年金受給権者支払機関登録届」を最寄りの年金事務所へ提出すると年金機構から年金送金通知書が送られてきます。あとは先ほど解説した手順と同様、郵便局の窓口に年金送金通知書と年金証書を提示してください。
 

年金の現金受給についてのよくある質問

年金を現金で受給している場合、本人が病気や急用などで郵便局の窓口へと足を運べない場合はどうすれば良いのでしょうか。
 
本人が直接受け取りに行けない場合は、代理人が受け取ることが可能です。年金送金通知書の裏面に委任欄があるため、代理人の住所と氏名、さらには年金受給者本人の氏名を記入します。代理人が年金送金通知書と年金証書を持ち、郵便局の窓口へ提示すれば受け取り完了です。
 
トラブルとして多いのは、年金送金通知書をなくしてしまうケースです。現金で年金を受給している場合、年金送金通知書を持参しないと受け取りができません。年金送金通知書は受取先のゆうちょ銀行で再発行の手続きができるため、慌てずに手続きを行いましょう。
 

銀行口座を持っていなくても大丈夫! 年金は現金でも受給できる


 
年金の受給方法は原則として口座振り込みですが、ゆうちょ銀行限定で現金で受け取ることも可能です。
 
現金受給を希望する場合は、年金機構から送られてくる年金送金通知書と年金証書を用意し、郵便局の窓口に提示してください。
 
もらい忘れのない口座振り込みのほうが安心ですが、現金で受け取りたい方はお近くの年金事務所へ相談してみましょう。
 

出典

日本年金機構 年金Q&A (ゆうちょ銀行の窓口による受け取り)
日本年金機構 インターネット専業銀行で年金の受け取りはできますか。
日本年金機構 年金の受け取り先を別の銀行に変更したいのですが、どうすればいいですか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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