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定年後に再就職で働く場合、おすすめの職種は?

ファイナンシャルフィールド / 2022年10月15日 9時0分

定年後に再就職で働く場合、おすすめの職種は?

老後の生活を考えて、定年後に再就職を検討している人も多いでしょう。さまざまな仕事がある中で、定年後でも働ける職種は、どのように選べばいいのでしょうか? また、定年後の年齢で、どの程度の収入が見込めるのかも気になるところです。   この記事では、定年後に再就職する際のおすすめ職種を紹介するほか、年齢別でおおよその収入も解説します。

マンション管理人

マンション管理人は、定年後の再就職先として人気の高い仕事です。主に、共用部の清掃や巡回、訪問者の受付、立ち会い、管理会社への報告、管理組合の補助などを行います。勤務形態は、担当するマンションによって異なります。
 
例えば、平日の午前中のみ、平日の9~18時、隔日などさまざまで、土日祝は基本的に休みです。住人とコミュニケーションを取ったり、清掃や点検で体を動かしたりできるので、定年後もやりがいを感じながら働けるでしょう。
 
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」を参考に計算(きまって支給する現金給与額 × 12ヶ月 + 年間賞与その他特別給与額)すると、居住施設やビルなどの管理人の年収は60~64歳で「約280万円」、65~69歳で「約250万円」、70歳以上で「約230万円」となっています。
 

警備員

警備員も、定年後に選ばれることが多い人気の再就職先です。主に、交通整備や現場での車両誘導、イベントや大型商業施設などでの車の誘導などを担当します。
 
特別な経験やスキルなどは求められませんが、同じ場所に立ち続けなければいけないことや、炎天下の中でも制服を着て外で働かなければならないので、体力や忍耐力が必要な仕事です。
 
警備員は、深夜や早朝などの時間帯に仕事があるのも特徴で、求められるシーンが多い職種といえます。そのため比較的、働く時間帯や勤務地などを選んで再就職できる仕事です。
 
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」を参考に計算すると、警備員の年収は60~64歳で「約290万円」、65~69歳で「約250万円」、70歳以上で「約230万円」となっています。
 

清掃員

清掃員も、定年してからの再就職先として人気がある職種の一つです。主にオフィスビルや商業施設、医療施設などの清掃を行います。オフィス内やフロア、トイレや給湯室などの設備や床を掃除したり、ゴミを集めたりなど、さまざまな清掃を担当する仕事です。
 
体を動かす作業が多いので、定年後の運動不足対策にもなります。日中の仕事も多いですが、商業施設などでは深夜や早朝に対応するケースもあるので、比較的時間を選んで働けるのも特徴です。
 
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」を参考に計算すると、ビルや建物の清掃員の年収は60~64歳で「約260万円」、65~69歳で「約240万円」、70歳以上で「約200万円」となっています。
 

定年後は自分に合った再就職先を見つけましょう

定年後でも再就職できる職種は多くあり、経験やスキルを必要としていない仕事もいろいろとあります。ただ、職種によって時間帯や体力面で働き方が異なるので、無理せずに自分のライフスタイルに合った仕事を選ぶことが長く働き続けられるポイントです。
 
今回紹介した仕事の平均年収は60〜64歳で「約275万円」、65~69歳で「約245万円」、70歳以上で「約220万円」でした。定年後の再就職先選びの参考にしてみてください。
 

出典

e-Stat 厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査 表番号5
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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