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定年を迎えても、このままではのんびり過ごせない? 優雅な老後を過ごすにはどうしたらいい?

ファイナンシャルフィールド / 2022年10月20日 11時0分

定年を迎えても、このままではのんびり過ごせない? 優雅な老後を過ごすにはどうしたらいい?

社会人として働いて、いずれ迎えることになる「定年」。老後は何をして過ごすかを考えるのが楽しみな反面、暮らしていくための金銭面が不安になる人もいるかもしれません。   現代は長寿化が進み、人生100年時代ともいわれています。楽しく豊かな老後を過ごすためには、若いうちからきちんと資金計画を立てておくことが重要です。   そこでこの記事では、優雅な老後を過ごすためにやるべきことを紹介します。

豊かな老後を過ごすためにやるべきこと1.収入を増やす方法を考えておく

豊かな老後を過ごすためには、老後においても収入を増やすことが重要です。具体的にどのような方法があるのかをみてみましょう。
 

公的年金の受給額を上げる

公的年金の受給額を上げることも一案です。例えば、国民年金付加保険料の納付、受給年齢の繰り下げなどが挙げられます。
 
年金を満額受給できる40年の納付期間に満たないケースは、60~65歳まで国民年金に任意加入できる制度もあります。このような選択を視野に入れるのもよいでしょう。
 

定年後も働き続ける

収入を増やすための確実な方法は、やはり「働くこと」です。健康な状態を維持し、できるだけ長い期間イキイキと働くことで、そのお金を貯蓄に回せます。また、働くことで社会や人とのつながりを感じられるというメリットもあります。
 
定年の関係から、「老後は60歳から」というイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、現代は70歳以上でも、健康面や体力に問題がなければ、働き続けることを選択する人も大勢います。
 
「もう定年だから」「年金をもらえる年だから」というような区切りで考えるのではなく、自身の健康や体力、やる気から職業生活の継続を考えることがおすすめです。例えば、定年後も週に1~2回程度アルバイトをするのもよいでしょう。無理のない範囲で労働することによって、確実に収入を増やせます。
 

豊かな老後を過ごすためにやるべきこと2.なるべく支出を減らす

貯蓄するためには日ごろから節約を心がけ、無駄な支出をなくすことが重要です。
 
とはいえ、無理な節約は生活の質が下がってしまう原因になり得ます。生活レベルを急に下げるのではなく、現役時代から無理のない範囲で少しずつ節約をして、貯蓄への意識を高めていくことが重要です。
 
ここでは、普段から意識したい支出を減らすための方法を紹介します。
 

節電を心がける

電気代を抑えるため、普段から電気をつけっぱなしにしないなどの節電を心がけましょう。また、省エネ効果の高い家電を購入する、電球をLEDに買い替えるなどの抜本的な対応をすることで、節約効果を高められます。
 

車の使用頻度に応じてカーシェアリングを検討する

マイカーを所有すると、何かと維持費がかかるものです。運転する機会が少ない場合は、車を手放してカーシェアリングを利用する選択肢もあります。カーシェアリングを利用すれば、ガソリン代や車検代、保険代などの維持費をカットできます。
 

固定費を見直す

通信費や保険料などの固定費を、定期的に見直すこともおすすめです。これらの支出は普段注目することが少なく、無駄を見つけやすい要素といえます。一度内容を見直して無駄のないプランに変更すれば、その後の節約効果が続きます。
 

豊かな老後を過ごすためにやるべきこと3.資産形成に取り組む

老後資金の準備をするため、資産形成に取り組むことも一案です。
 
お得な税制優遇投資・積立制度などを活用するのもよいでしょう。代表的な制度には、以下のようなものがあります。
 

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoとは、60歳になるまで掛け金を運用し、60~75歳の間に保有する金融商品を換金・受取するものをいいます。所得から年間の掛け金を差し引けることが特徴です。所得税・住民税を軽減しつつ、老後資金を 貯められます。
 
なお、2022年5月から、第2号被保険者である会社員・公務員、国民年金の任意加入者、国民年金に任意している海外居住者は65歳未満までiDeCoに加入、掛け金を運用できるようになっています。
 

つみたてNISA

「つみたてNISA」は、定期的に投資信託商品などを積み立て、老後資金を準備することができる制度です。運用収益が非課税となることが大きな特徴となっています。
 

安心して老後を迎えられるように早くから準備しておこう

お金はすぐに貯まるものではありません。豊かな老後を迎えるためには、若いうちからしっかりと資金計画を立て、コツコツと貯蓄に励むことが重要です。
 
「収入を増やす」「支出を減らす」「資産形成に取り組む」という3つの要素をかけ合わせることで、効果的にお金を貯めることができます。
 
いずれ訪れる老後を豊かに過ごすためにも、早めに問題を洗い出して対策しましょう。
 

出典

金融広報中央委員会知るぽると なんとかなると思っていませんか 長い老後の生活資金─人生100年のライフプランを考えよう─
日本年金機構 年金の繰下げ受給
日本年金機構 付加保険料の納付のご案内
日本年金機構 高齢任意加入
国民年金基金連合会 iDeCo公式サイト iDeCoってなに?
金融庁 つみたてNISAの概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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