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平均年収433万円の適正家賃はいくらくらい? 家賃15万円でも生活していける?

ファイナンシャルフィールド / 2022年10月24日 7時0分

平均年収433万円の適正家賃はいくらくらい? 家賃15万円でも生活していける?

国税庁の「令和2年(2020年)民間給与実態統計調査」によると、会社員の平均年収は433万円と、前年の調査より3万3000円ほど低くなりました。   平均年収をもらっていたら、実際のところ、どのぐらいの家賃の家に住めるのでしょうか? 仮に、住みたい家の家賃が15万円の場合、生活できるのでしょうか?   この記事では、年収433万円の人は家賃15万円でも生活できるのかという疑問に答えながら、適正家賃について詳しく説明していきます。

年収433万円の人の手取り月収はおよそ23万~26万円

手取り収入は、額面収入の75%~85%ほどといわれています。仮に80%だった場合、年収433万円の人が受け取れる手取り年収は346万4000円、これを単純に12で割ると、1ヶ月あたりの手取り収入は28万8667円ほどとなります。ボーナスをもらっている人ならば、1ヶ月あたりの手取り収入はこれよりも少なくなるでしょう。
 
ちなみに、「令和2年(2020年)民間給与実態統計調査」によると、年収433万円の内訳は、毎月受け取る給料と手当が年間平均369万円、ボーナスが平均65万円です。ここから毎月受け取れる手取り収入を計算すると約23万~26万円となります。
 

年収433万円の人が借りられるのは12万円以下の部屋

一般的に、入居審査をするときには、家賃の36倍以上の年収があるかどうかが目安になるといわれています。
 
年収が433万円の場合、借りることができるのは12万円程度までの物件で、家賃15万円の物件を借りるのは難しいといえるでしょう。
 
ちなみに上記の計算の場合、家賃15万円の物件を借りるのに必要な年収は、540万円以上になります。結婚している場合やルームシェアをする場合、もしも配偶者やルームシェアの相手も安定した仕事に就いている状態で、2人分の年収の合計が540万円を超えている場合、家賃15万円の物件を借りることができるかもしれません。
 
ただし、どちらかの収入が減ったり失われたりした場合に、家賃15万円を支払い続けられるのか、よく考えておく必要があります。
 

年収433万円の人の適正家賃は5万7000~7万8000円

年収433万円の場合、入居審査が通るのは12万円の物件までですが、手取り月収が約23万~26万円だと踏まえると、家賃12万円の物件を選んでしまうと生活がしづらくなる可能性があります。
 
無理なく生活をするのなら、家賃は手取り月収の25~30%とするのが理想です。これに基づいて計算すると、手取り月収が約23万~26万円の場合、理想的な家賃は、約5万7000~7万8000円となります。
 

年収433万円の人が家賃にかけてよいのは15万円の半分以下

年収が433万円の人が家賃15万円の物件を借りるのは、残念ながら難しいでしょう。年収433万円の人の理想的な家賃は、約5万7000~7万8000円となります。
 
物価も引き続き高騰しているため、家賃のような固定費は可能な限り抑えたいものです。無理なく生活していくために家賃について一度考えてみてはいかがでしょうか。
 

出典

国税庁 令和2年分 民間給与実態統計調査 調査結果報告

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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