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別荘の購入に利用できる? 「セカンドハウスローン」ってどんなもの?

ファイナンシャルフィールド / 2022年10月24日 22時40分

別荘の購入に利用できる? 「セカンドハウスローン」ってどんなもの?

温泉地などに建つ中古物件の中には、手ごろな価格で売り出されているものもあります。メインの住まいのほかに、週末などに時々利用できる別荘が欲しいという人もいるのではないでしょうか。   今回は、セカンドハウスローンの概要や利用シーンなどを紹介していきます。

セカンドハウスローンとはどのようなもの?

セカンドハウスローンとは、その名のとおり、セカンドハウスや別荘、老後のための住宅などの購入、新築、リフォームなどに利用できるローンのことです。
 
セカンドハウスにかかる資金に特化しているのが特徴で、住宅ローンを抱えている場合でも申し込むことができます。
 
詳細な利用条件は、金融機関ごとで異なりますが、すでにセカンドハウスや別荘のローンを利用している際の借り換えにも利用可能です。
 
ただし、融資対象をセカンドハウスとしているため、原則、メインの住まいを購入するときの住宅ローンとしては利用できません。物件を利用する人も、自分や家族が対象です。ほかにも、ローン返済中は賃貸物件としての利用はできないなど、金融機関によってはさまざまな条件が設けられていることもあります。
 

セカンドハウスローンの利用シーン

拠点となる住まい以外の別宅であれば、生活サイクルや将来設計に合わせた多様な使い方ができます。
 
例えば、趣味の部屋や子どもの通学用として、自宅のほかにマンションを購入するのもいいでしょう。将来、出身地へ戻ることを見据えて、自宅とは別に実家の近くに別宅を建てるという利用方法もあります。また、リゾート地に別荘を建てておき、子どもが自立した後の住まいにするのも選択肢の一つです。
 
さらに、単身赴任が長引く際、現地でマンションを購入するという利用シーンも考えられます。単身赴任が終わったときにローンも完済できていれば、賃貸に出すなど投資物件として利用することも可能です。もちろん、家族で週末や休暇を過ごすための別荘の購入にも使えます。
 

セカンドハウスローンのデメリットは?

セカンドハウスローンは、2軒目の住居を購入するためのローンです。既存の住宅ローンとセカンドハウスローンの2本の返済が必要になるため、金融機関にとってはリスクが高く、利率が高めに設定されているケースもあります。
 
ただし、あくまで既存の住宅ローンと比べて高めというだけで、低金利に設定している金融機関もあるため、上手に選べばお得に活用できるでしょう。
 
金融機関の中には、利用条件として最低年収を「500万円以上」などと設定しているケースもあり、審査も、通常の住宅ローンよりもやや厳しい傾向にあります。
 
また、セカンドハウスローンは、住宅ローン控除の要件に該当しないため、控除の対象から外れてしまう点は押さえておきましょう。
 

セカンドハウスローンで別荘や別宅の購入がかなう!

セカンドハウスローンは、別荘や別宅の購入、新築に特化したローンです。拠点となる住まいのほかに物件を取得したいときは、セカンドハウスローンの利用を検討してみるといいでしょう。
 
セカンドハウスローンを活用すれば、これまでは難しいとあきらめていた別荘の夢がかなう可能性があります。金融機関によって利用条件や利率、融資の上限などが異なるため、比較検討したうえで、上手に活用するのがポイントです。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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