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「育英年金」ってどんなもの? メリットとデメリットを知りたい

ファイナンシャルフィールド / 2022年10月27日 22時40分

「育英年金」ってどんなもの? メリットとデメリットを知りたい

子どもの将来を考えて加入する学資保険には、「育英年金」と呼ばれる特約を付帯できるものがあります。これは、親の万が一に備えて加入できるものです。   しかし、「学資保険への加入を検討しているけど、育英年金の特約を付帯するかどうか、実際にどんなメリットがあるのか分からなくて悩んでいる」という人もいるのではないでしょうか?   そこで、本記事では育英年金の概要やメリット・デメリット、加入の際の注意点について解説します。

育英年金とは?

育英年金とは、学資保険に付帯する形で加入できるもので、契約者(親)が死亡したり高度障害になったりした場合、学資保険の満期を迎えるまで保険金を免除されるだけでなく、所定の年金を受け取ることができる仕組みです。
 
学資保険自体は貯蓄性が高い保険ですが、育英年金は「万が一に備えた保険」というイメージです。
 
保険会社ごとに資保険にはさまざまな種類がありますが、一般的に育英年金を付帯するかどうかは自分で選ぶことができます。家庭での予算や子どもの成長に合わせて、保険商品をよく理解したうえで選択することが必要です。
 

育英年金のメリット・デメリット

育英年金の主なメリットは、契約者に万が一のことが起こった場合、「満期まで年金を受け取れる」ことです。また、契約者の死亡などで保険料の払い込みが免除されるため、子どもに大きな負担をかけることなくお金を残すことが期待できます。
 
一方、育英年金の主なデメリットは、「保険料が高い」「返戻率が低い」の2つです。育英年金が付帯したものは保障が厚くなるため、通常の学資保険に比べると、保険料がどうしても高くなります。
 
また、貯蓄型の学資保険とは異なり保障重視となる育英年金は、保険料が高くなるために満期までの返戻率が低いことや、契約者が死亡しない場合、保険料が掛け捨てとなることもデメリットといえるでしょう。こうしたデメリットを十分に理解したうえで加入しましょう。
 

育英年金の注意点

育英年金は収入と見なされるため、税金関係に注意が必要です。例えば、育英年金の受取人を子どもにした場合、金額によっては扶養から外れたり所得税が発生したりするケースもあります。
 
契約者の死亡により育英年金などを年金で受け取る場合は、「年金受給権」が相続税の課税対象となります。そして、配偶者が受け取る場合、育英年金は2年目以降、所得税と住民税の課税対象となります。
 

育英年金を活用して子どもの将来に備えよう!

学資保険に付帯できる育英年金は、親に万が一のことがあった際に、契約満期まで年金が支払われることが特徴です。ただし商品の特性上、保険料が高くなるだけでなく、掛け捨てになるリスクもあるため、加入の際にはよく検討するようにしましょう。
 
さらに、受け取りの際は税金の問題も絡むため、受取人を誰にするかなど、家族全員で保険商品を十分に理解したうえで加入することが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

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