今人気の投資は?投資を始めた理由やNISA、iDeCoの制度改正をチェック!
ファイナンシャルフィールド / 2022年11月3日 23時0分
![今人気の投資は?投資を始めた理由やNISA、iDeCoの制度改正をチェック!](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/financialfield/financialfield_167611_0-small.jpg)
「投資を始めたいけど何から手を付けたらいいかわからない」「投資先を増やしたいけどおすすめは?」と悩んでいる人もいるでしょう。また、今人気の投資はどのようになっているのでしょうか。 株式会社マネーフォワードが発表した投資に関する調査結果を読み解きながら、投資にまつわるアレコレをチェックしてみましょう。
人気の投資は? これから投資するなら何にする人が多い?
この調査は2022年7月27日から8月2日にかけて、『マネーフォワード ME』利用者で投資を行っている人(回答者数:1921人)を対象に行われたものです。お金の流れに敏感な人たちが選んでいる投資は、どのようなものなのでしょうか。
1位:投資信託 85%
2位:株式投資(日本株) 65%
3位:つみたてNISA 55%
4位:iDeCo、株式投資(米国株) 45%(同率)
5位:NISA(一般) 40%
ほとんどの人が投資信託を行っていることがわかります。日本の株式投資という人も多いですね。ちなみに、これから投資先や投資額を増やす場合に何を検討しているかについては以下のとおりです。
1位:投資信託 37%
2位:株式投資(米国株) 22%
3位:株式投資(日本株) 16%
4位:つみたてNISA 7%
5位:NISA(一般) 5%
これも、1位は投資信託という結果に。2位と3位には株式投資が入りました。投資といえば、やはり投資信託や株式投資という選択が鉄板なのでしょう。多くの人が実際にやっていて、さらに増やしたいと考えているこの2項目であれば、初心者でも安心して始められそうですよね。
ここ数年で投資を始めた人が34%! その理由は?
では、現在投資を行っている人たちはいつから投資を始めたのでしょうか。
●2022年から始めた 6%
●1年前から始めた 9%
●2~3年前から始めた 19%
合計すると、ここ数年で投資を始めたという人が34%という結果に。残りの66%はそれ以上前から始めていたということになりますが、最近始めた人も意外と多いことがわかりますね。これから始めても遅くないという自信にもつながりそうです。
投資を始めた理由については以下のとおり。
1位:老後の生活資金を準備するため 72%
2位:預貯金の金利が低いと感じたため 55%
3位:自由に使えるお金を増やすため 47%
4位:NISA、つみたてNISA、iDeCoの直近の制度改正にともない、始めやすいと感じたため 42%
5位:教育費のため 11%
最も多かったのが、老後の資金調達でした。目先のお金を増やすというより、老後に備えて投資をする人が多いようです。ただ銀行に預けているだけでは金利が低いと思って投資を始める人も半数以上。「どうせ使わず預けているお金なのだから、投資に回して増やしたほうがおトク」という判断のようです。
また、NISAやiDeCoの制度改正にともなって始めたという人も42%。この制度改正についてもチェックしてみましょう。
NISAとiDeCoの制度改正に注目!
2024年以降、NISAの制度改正が行われます。金融庁によると、「つみたてNISA」の改正は実にシンプルで、口座開設可能期間が2042年まで延長されたということ。
「一般NISA」のほうは、非課税投資枠が2階建て仕様になり、年間の投資上限額は1階部分が20万円、2階部分は102万円となります。1階で買った投資信託などの商品は、非課税期間5年を過ぎた後つみたてNISAへ移行することも可能になるため、より時間をかけてコツコツ貯めやすくなったといえます。
私的年金であるiDeCoは、2022年4月から段階的に制度改正が行われています。
具体的には、老齢給付金の受給開始時期の選択肢が拡大され、これまで受給開始が最長でも70歳だったところ、75歳まで延長することができるようになりました。そのほか、年齢の要件などが拡大されたり、拠出限度額が変更になったりと、制度改正が段階的に続いていくiDeCo。老後の資金調達のため、今後も注目度が高まっていくことが予想されます。
これを機に投資デビューに踏み切ったり、すでに始めている人は投資先を増やしてみたりと、新たなチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。
出典
株式会社マネーフォワード 2022年夏 投資と貯蓄に関するアンケート調査
金融庁 新しいNISAの概要
iDeCo公式サイト 2022年の制度改正について
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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