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節電ポイントとはなに? ポイントを受け取るためにはどうしたらいいの?

ファイナンシャルフィールド / 2022年11月7日 1時20分

節電ポイントとはなに? ポイントを受け取るためにはどうしたらいいの?

冬の電力不足に対応するため、政府は各家庭や事業者に対して「節電ポイント」と名付けた制度の受付を始めました。 この制度は、節電に協力した家庭や事業者に対してポイントを付与するという取り組みです。ただ、発足して間もない制度でもあるため、ポイントの受取方法など分かりにくい点も少なくありません。   そこで今回は、節電ポイントの内容や仕組み、ポイントを受け取るための方法などについて詳しく解説します。

どうすればポイントが付与される?「節電ポイント」事業とは

政府が推進する「節電ポイント」事業は、正式には「電気利用効率化促進対策事業費補助金」または「節電プログラム促進事業」といいます。
 
その概要は、簡単にいえば節電に協力してもらう代わりにポイントを付与するというもの。個人の場合は一律2000円、企業・事業者の場合は一律20万円に相当するポイントや特典を受け取ることができます。
 
ただし、「節電ポイント」事業では、節電に協力したすべての人にポイントが付与されるわけではありません。
 
ポイントを受け取るためには、まず政府が認可する電力小売会社と契約していなければなりません。ポイントも国から直接付与されるわけではなく、各電力会社のポイントなどで受け取ることになります。
 
加えて、この「節電ポイント」事業に参加登録する意思表明を行う必要があります。意思表明の方法は国に対して行うのではなく、契約している電力会社が実施する節電プログラムに参加登録することが条件です。
 

各電力会社によって特典や参加方法は異なる

節電プログラムに参加登録する方法は、契約している各電力会社によって異なります。
 
また、受け取れるポイントや特典も電力会社に応じて変わってくるので、まずは自身が契約している電力会社がどこなのか、そしてその電力会社が節電プログラムを実施しているのかどうかを確認しましょう。
 
各電力会社の節電プログラムは、電力会社によって、「チャレンジ」や「プログラム」「キャンペーン」などと名称が異なります。「節電ポイント」や「節電プログラム」とは銘打たれていないこともあるので、見過ごしてしまわないように気を付けましょう。
 
例えば、東京電力の「節電プログラム」は「節電チャレンジ2022」という名称です。経済産業省や東京都の節電に関連する補助金事業へ参画して条件を満たすと、ポイント付与などの特典を受けられます。
 
各電力会社によって、キャンペーンの内容やもらえる特典、また参加登録の方法なども異なるので、契約している電力会社のホームページなどで確認してみてください。
 

夏のプログラムと冬のプログラムの違い

政府が推進する「節電ポイント」事業は、すでに2022年の夏から始まっています。「2022年夏の節電プログラム」と銘打たれた事業では、参加表明してもまだ2000円相当のポイントを受け取ることはできませんでした。ポイントが実際に付与されるのは「2022年冬の節電プログラム」です。
 
「2022年夏の節電プログラム」に参加を表明していた場合でも、「2022年冬の節電プログラム」でポイントを受け取るためには、改めて参加登録の意思表明をする必要があるので注意しましょう。
 
なお、プログラムへの参加表明は2022年12月31日までが期限です。
 

節電に協力してポイントを受け取ろう!

政府が推進する「節電ポイント」制度は、節電に応じてポイントを付与することによって、人々の節電に対する意識を高めてもらおうという取り組みです。
 
付与されるポイントは、個人の場合で2000円相当分。これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、意識的に節電すれば、電気代そのものも安く抑えることができます。
 
参加自体は気軽にできるので、ポイントが欲しい人や節電に協力したい人はぜひ参加してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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