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ギャンブルに一度に使う金額はいくらぐらい? どんなトラブルが多い?

ファイナンシャルフィールド / 2022年11月12日 1時20分

ギャンブルに一度に使う金額はいくらぐらい? どんなトラブルが多い?

ギャンブルをする人は、どのようなギャンブルに対してどれくらいの金額を使っているのでしょうか? また、ギャンブルに関連してどのようなトラブルに遭遇することが多いのかも気になります。   そこでこの記事では、消費者庁・内閣官房が発表した「ギャンブル等に関する消費行動等についての意識調査結果」(2021年3月)を参照しながら、ギャンブルをする人たちの実態について説明していきます。

宝くじ、競馬、パチンコをしている人が多い

調査は、全国の20~79歳の男女5000人を対象に行われました。この調査で、ギャンブルをしている人がどのような種類のギャンブルを行っているのかを質問したところ、上位5つの結果は、以下のとおりとなりました。
 

1.宝くじ……53.9%
2.競馬……39.4%
3.パチンコ……32.9%
4.パチスロ……24.2%
5.競艇……9.3%

 
このアンケートでは複数回答可とされているので、合計すると100%を超えます。
 
宝くじは一般にギャンブル、ばくちといったイメージが薄いこともあり、多くの人が購入している実態が明らかになりました。
 
競馬は公営賭博として各地域に普及しており、大きなレースなどはテレビ中継もされるため、高い人気を保っています。パチンコは街中に多くの店舗があるため、身近なギャンブルとして親しまれているといえるでしょう。
 

ギャンブルで一度に使う金額は1万円以内が多い

ギャンブルで一度でどれくらいのお金を使うのかについては、宝くじ、競馬、パチンコともに、1001~1万円という人が最も多い結果となっており、宝くじでは68.3%、競馬では68.1%、パチンコでは54.2%となっています。
 
ギャンブラーであれば、1万円以上のお金を何回も賭けにつぎ込むというイメージを持っている人がいるかもしれませんが、実際には、そこまで多くのお金を使っている人は多くありません。多くの人が、限られた金額の範囲内でギャンブルを楽しんでいるということが分かります。
 

ギャンブルでは借金トラブルが多い

ギャンブルに関連して経験した消費者トラブルについては、ギャンブルのために購入した商品やサービスの品質に関するトラブルが最も多くなっていますが、これはギャンブル以外の趣味に関連するトラブルでも同様であり、ギャンブルをしない人との違いはあまりありません。
 
一方で、ギャンブルのために「借金をし、返済が困難になったり生活が苦しくなったりした」と答えた人の割合は46%となっていて、ギャンブル以外の趣味に関する場合の29%に比べて、かなり高くなっています。
 
やはりギャンブルについては、借金トラブルがほかの趣味よりも生じやすい傾向にあるといえるでしょう。
 

ギャンブルはほどほどに楽しもう

ギャンブルをする人に人気の宝くじ、競馬、パチンコですが、世間のギャンブラーに対するイメージとは違って、1万円以下のお金で手堅く楽しんでいる人が多いという結果となりました。
 
しかし一方で、ギャンブルはほかの趣味に比べて金銭トラブルに見舞われることが多くなっています。ギャンブルで借金をしてトラブルに陥らないように、あまり入れ込み過ぎず、ほどほどで楽しむのがよいでしょう。
 

出典

消費者庁・内閣官房 ギャンブル等に関する消費行動等についての意識調査結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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