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住宅ローンの返済方法。「元利均等返済」と「元金均等返済」の違いってなに?

ファイナンシャルフィールド / 2022年11月18日 3時0分

住宅ローンの返済方法。「元利均等返済」と「元金均等返済」の違いってなに?

住宅ローンの返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。比較してみると、毎回の返済額や返済総額などに違いがあるのですが、両者の違いが分からず、どちらを選べばよいか悩んでいる方もいるでしょう。   この記事では、元利均等返済と元金均等返済について、それぞれのメリット・デメリットなどを解説しています。

元利均等返済とは

元利均等返済は、毎回の返済額が同じになる住宅ローンの返済方法です。返済方法を問わず、毎回の返済額は「元金」と「利息」で構成されます。
 
元利均等返済の特徴は、返済が進むとともに返済額に占める利息の割合が低くなることです。したがって、返済初期は利息の割合が高く、元金の割合が低くなります。
 

元金均等返済とは

元金均等返済は、返済期間を問わず元金を一定にする返済方法です。返済1年目であっても返済35年目であっても、返済額に含まれる元金は基本的に変わりません。ここに利息を加えた金額が毎回の返済額になります。
 
利息は元金を基に計算するため、返済が進むとともに毎回の返済額は少なくなっていきます。
 

元利均等返済・元金均等返済のメリットとデメリット

元利均等返済と元金均等返済のメリット・デメリットは異なります。両者の特徴を理解してから選択することが重要です。
 

元利均等返済のメリット・デメリット

最も大きなメリットは、返済期間を問わず毎回の返済額を一定にできることです。「毎月10万円」のように、返済額を固定できるため、家計を管理しやすくなります。
 
例えば、住宅ローンを返済しながら大きな出費を伴うライフイベントをこなせるかなど、見通しが立てやすくなるでしょう。借入金額、利息、返済期間が同じ条件であれば、返済初期の返済額を、元金均等返済よりも抑えられる点も魅力です。
 
ただし、同じ条件であれば元金均等返済よりも返済総額は多くなります。返済初期は利息の割合が高いため、元金の減り方が遅いからです。
 

元金均等返済のメリット・デメリット

最も大きなメリットは、同じ条件であれば、元利均等返済よりも返済総額を抑えられることです。元金の減り方が早いため、返済総額を抑えられます。同じ理由で、返済が進むと毎回の返済額が少なくなる点も魅力です。
 
ただし、逆にいうと、返済初期は返済額が大きいことを意味します。借入時にそれに見合った返済能力がないと、審査に落ちたり、希望する金額を借り入れられなかったり、ということもあるでしょう。
 
また、元金均等返済を扱っていない金融機関が多い点にも注意が必要です。金融機関に相談、あるいは確認してから、選択したい返済方法といえます。
 

自分に合っている住宅ローンの返済方法を選択

元利均等返済と元金均等返済の特徴は大きく異なります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、一概にどちらが良いということはできません。
 
住宅ローンの返済方法は、ライフプランなどにあわせて選択することが重要です。どちらが適しているか分からない場合は、住宅会社や金融機関などに相談できますので、専門家に相談した上で選択してもよいでしょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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