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住宅ローンの頭金は多ければいいというわけではない? 払いすぎることによるデメリットとは?

ファイナンシャルフィールド / 2022年11月21日 3時30分

住宅ローンの頭金は多ければいいというわけではない? 払いすぎることによるデメリットとは?

住宅ローンを組む際、多くの人が悩みがちなのが「いくら頭金を払うか」という問題です。中には、頭金は多く払った方がよいと考える人もいるかもしれません。   ところが、頭金の払いすぎにはデメリットもあるため、注意が必要です。そこで、この記事では住宅ローンにおける頭金の概要や、払いすぎることによるデメリットについて解説します。

そもそも住宅ローンの頭金とは?

そもそも住宅ローンにおける頭金とはどのようなものなのか、詳しくみていきましょう。
 

住宅ローンにおける頭金とは

住宅ローンにおける頭金とは、住宅の購入費のうち、その一部を自己資金で先に支払うものをいいます。
 
一般的に、頭金を多く支払うことによって住宅ローンの借入金額が少なくなり、返済負担が小さくなることがメリットだといわれています。
 
なお、住宅ローンを組む際、必ずしも頭金を用意しなければならないという決まりはありません。頭金なしでも住宅ローンを組むことができます。ただし、頭金を用意せずに住宅ローンを利用する場合、ローンの返済総額が多くなることを念頭に置く必要があります。
 

頭金の一般的な目安

住宅ローンの頭金は、一般的に購入する物件価格の1~2割程度が目安だとされています。例えば、物件価格が4000万円であれば、おおむね400~800万円が頭金の一つの目安となるでしょう。
 

住宅ローンの頭金を払いすぎることによる3つのデメリット

住宅ローンの頭金を多く払うとメリットがある一方で、デメリットもあります。具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
 

将来への備えが不足するリスクがある

頭金を払いすぎると、万が一のときの備えが不足する可能性のあることがデメリットです。
 
将来は何が起こるかわかりません。突然仕事を辞めることになったり、自分や家族が病気やけがなどをしたりすることもあるかもしれません。
 
収入が減ったり途絶えたりしたとき、重要になるのが貯蓄です。この貯蓄を頭金で多く使ってしまうと、いざというときに「お金がない」と困るリスクがあります。頭金の払いすぎで家計バランスが崩れないよう、注意が必要です。
 

住宅購入のタイミングを逃す可能性がある

できる限り多くの頭金を払うためにお金を貯めるには、時間もかかります。そのお金を貯めている間に金利が上がったり、希望条件に合致する物件が出ても売れてしまったりする可能性もあります。
 
このように頭金を多く用意しようとして、住宅購入のタイミングを逃す原因にもなり得るのです。
 

頭金は家計とのバランスを考えることが大切!適切な金額に設定しよう

住宅ローンの返済負担を減らすため、なるべく多く頭金を払いたいと考える人もいるかもしれません。とはいえ、頭金の払いすぎにはデメリットもあります。
 
例えば、いざというときのための備えの不足や、住宅購入のタイミングを逃してしまう原因につながります。家計とのバランスをよく考えて、適切な金額の頭金を設定しましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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