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マイホームの購入で失敗しないための注意点とは?

ファイナンシャルフィールド / 2022年11月25日 9時40分

マイホームの購入で失敗しないための注意点とは?

多くの人にとって、マイホームの購入は一生の中で最も高額な買い物です。そのため、絶対に失敗を避けたいと考えることは自然な心理です。   少しでも支出を抑えて満足できる結果にしたいなら、あらかじめリスクを軽減する対策をしておくことが大切です。   そこで今回は、住宅の購入時に気を付けておくべき事柄について解説します。

支出の見通し

マイホームの購入には、住宅ローンを利用する人が多いでしょう。住宅ローンを申し込む前には、借入額と金利を踏まえて、返済のシミュレーションをするのが一般的です。
 
また、返済していくだけの余裕があるのか判断するために、今後の収入との照らし合わせも行います。その際、返す金額だけでなく、生活費や教育費といった支出も考慮しなければなりません。見落としているポイントがないか、注意しましょう。
 
現状の暮らしで生じている出費を基準にして考えるのは間違いです。なぜなら、住宅の購入によって増える支出は住宅ローンの返済だけではないからです。
 
例えば、マイホームは自分の固定資産になるため、それにかかる税金を毎年支払うことになります。具体的には、建物や土地の評価額に税率を乗じた金額を自治体に納めるのです。また、住宅のメンテナンスや修繕にかかる費用も計算に入れる必要があります。
 

支援制度のチェック

住宅を購入する際、経済的な負担を軽減できる制度が存在します。ただし、基本的には自分が申請しないと適用されません。
 
住宅事業者に申請してもらうタイプもありますが、いずれにせよ制度を把握していない人は恩恵を受けにくいというわけです。そして、制度には移り変わりがあるため、こまめにチェックすることもポイントです。
 
例えば、「すまい給付金」は令和3年に終了した一方で、「こどもみらい住宅支援事業」の制度が令和4年に設立されました。
 
こどもみらい住宅支援事業は、文字通り子育て世代をメインの対象とするものです。住宅が省エネに関する一定の条件をクリアしている場合は、購入にあたって補助金を支給してもらえます。
 

立地の調査

マイホームというと建物に注目しがちですが、土地も住空間の満足度に大きな影響を与えます。駅や病院からの距離など、いろいろな観点で満足できる立地なのか、検討することが大事です。近隣の教育施設や商業施設も重要なチェックの対象になります。
 
地価が下落しやすい場所かどうかにも注意しましょう。地価の変動に関しては、周辺にある空き家の数も参考になります。空き家が多いなら新たに移り住む人が少ない地域だと分かり、ニーズが低く地価が下落しやすいと推察できます。
 
また、空き家が多いと、火災や倒壊、ごみによる異臭など、さまざまなリスクがあります。空き家の軒数を総務省などが調査する年もあるため、自分で見て回るだけでなく、公的なデータも参考にするとよいでしょう。
 

購入前に多角的なチェックと検証が必要!

住宅を購入するとき、勢いに任せて進めてしまうことは珍しくありません。その結果、返済計画を見誤ったまま住宅ローンを組むケースや、経済的な支援制度を見逃すケースもあります。
 
また、立地も重要です。マイホームを買う前に多角的なチェックや検証を済ませておきましょう。
 

出典

国土交通省 すまい給付金とは
国土交通省 住宅関連税制とすまい給付金
国土交通省 新築分譲住宅の購入
総務省 住宅・土地統計調査 前回調査答申時の課題への対応 -標本設計の見直しについて-
東京都主税局 固定資産税・都市計画税(土地・家屋)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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