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2021年の「冷凍調理食品」の平均支出金額は「9441円」!コロナ禍で、冷凍食品への支出が増えた?

ファイナンシャルフィールド / 2022年11月23日 4時0分

2021年の「冷凍調理食品」の平均支出金額は「9441円」!コロナ禍で、冷凍食品への支出が増えた?

コロナ禍となり、人との接触を避け、買い物の頻度を下げるため、冷凍食品などの保存がきく食品を買う機会が増えてきたようです。総務省統計局家計調査によると、2021年の「冷凍調理食品の平均支出金額は9441円でした。2020年では8787円であり、コロナ前の2019年の7817円と比べると2年連続で伸びています。2021年は、2019年の20%増となっています。

週1回以上冷凍食品を利用する人が半数以上

ここからは、マイボイスコム株式会社が実施した「冷凍食品の利用」に関する調査結果を見ていきましょう。冷凍食品の利用実態や、よく利用する冷凍食品などを聞いています。
 
冷凍食品の利用頻度を聞いたところ、「週2~3回」が21.5%で最も多く、次いで「週1回」(18.1%)、「月2~3回」(15.8%)となりました。週1回以上利用する人は52.6%となっています。ちなみに、冷凍食品を「利用しない」という人は14.8%でした。なお、週1回以上利用する人の割合は、2019年では48.2%から4.4%増えています。
 

餃子やしゅうまいなどの中華系のおかずが人気

利用する冷凍食品を聞いたところ、餃子やしゅうまいなどの「中華系の軽食・おかず」、うどんやパスタなどの「麺類」が5割強、炒飯などの「米飯類」が48.4%、「あげもの類」が37.0%となっています。
 
「お弁当用」は女性30~50代で高くなっており、子どももしくは自分のお弁当に利用していると思われます。「野菜類」は女性の40~60代、「中華系の軽食・おかず」は女性の60~70代で高く、女性若年層で低くなっています。
 
冷凍食品を利用する理由を聞いたところ、「保存がきく 」(55.0%)、「すぐにできあがる」(52.0%)、「手順が簡単」(50.1%)が上位となりました。次いで、「調理や後片付けの手間が省ける」(40.3%)、「少量必要なときに便利」(32.3%)となっています。
 
朝、短期間でお弁当を作ったり、仕事から帰ってきてから短時間で料理を作ったりするために冷凍食品を利用していることがうかがえます。過去と比べて、「おいしい」が増加していますが、最近では簡単にできるだけでなく、味も本格的な高級冷凍食品がありますね。
 
冷凍食品を購入する際に重視する点は、「味」「価格」が7割前後、「容量、サイズ」が4割強、「原材料」「生産国・地域」「電子レンジ対応かどうか」「安全性」が2割台となっています。
 

コロナ禍で冷凍食品の利用が増えた人が3割

新型コロナウイルス感染拡大によって、冷凍食品の利用頻度に変化があったかを聞いたところ、「増えた」(7.1%)、「やや増えた」(22.0%)と、29.1%が利用頻度が増えたと回答しています。冒頭の家計調査の結果でも冷凍食品への支出が伸びているので、この結果はうなずけます。なお、「変わらない」は67.1%となっています。
 
冷凍食品は保存がきくほか、最近ではおいしいものも多いです。育児中や働いている人など、忙しい人は冷凍食品を利用すれば簡単に準備でき、片づけも楽です。一品だけ冷凍食品を使うだけでも時短になりますので、冷凍庫にストックしておくと便利でしょう。
 

出典

総務省 統計局家計調査2021年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格

総務省 統計局家計調査2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
 
総務省 統計局家計調査2019年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格

マイボイス株式会社 冷凍食品の利用に関するアンケート調査(第10回)
 
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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