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「ねんきん定期便」を誤って捨ててしまいました…内容はどうやって確認できますか?

ファイナンシャルフィールド / 2022年11月23日 22時40分

「ねんきん定期便」を誤って捨ててしまいました…内容はどうやって確認できますか?

年に一度、国民年金および厚生年金保険の加入者の元に届けられる「ねんきん定期便」。将来の年金給付に関する情報が掲載されているため、老後の生活を計画するうえで大切なものです。   しかし、もし誤って捨ててしまった場合、どうすればよいのでしょうか。   再発行できるのかどうか、できるとしたらどうすればよいのかを解説します。併せて、ねんきん定期便の概要も説明していきます。

「ねんきん定期便」とは?

「ねんきん定期便」とは「年金の記録」を対象者に知らせるためのものです。年に一度、誕生月に国民年金および厚生年金保険の加入者(被保険者)の元に届きます。ただし、1日生まれの人のみ届くのは誕生月の前月となります。例えば、4月1日生まれの人の場合、3月に届くことになるので注意しましょう。
 
ねんきん定期便には、「これまでの保険料納付額や期間」「将来受け取ることができる年金給付額」などが記載されています。ただし、年齢によって、形式や内容が異なるので注意しましょう。
 
35歳、45歳、59歳の節目の年には全期間の年金記録情報が記載された「封書」が届きます。35歳と45歳は「これまでの加入実績から算出した年金額」、59歳は「年金見込額」が記載されています。
 
一方、節目の年以外は直近1年間の情報が記載された「はがき」が郵送されてきます。はがきには、50歳未満は「これまでの加入実績から算出した年金額」、50歳以上は「年金見込額」が記載されています。
 
ねんきん定期便を受け取ったら、内容に間違いがないかどうかチェックするようにしましょう。将来の老後生活を左右する重要なお知らせです。記載内容に間違いがある場合、「年金加入記録回答票」に必要事項を記載して、近くの年金事務所に届けるか、返信用封筒で返送しましょう。年金加入記録回答票は日本年金機構の公式ホームページからダウンロード可能です。
 
節目の年には、封書に年金加入記録回答票と返信用封筒が同封されています。間違いを指摘すると、日本年金機構で内容の調査・確認を行い、年金加入記録の統合を行います。何も間違いがない場合は特に何かをする必要はありません。
 

「ねんきん定期便」を再発行するには?

ねんきん定期便を誤って捨ててしまった場合、再発行は可能です。紛失だけでなく、汚損、き損でも再発行してもらえます。「ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号」に電話をしましょう。そうすれば、最新の情報(年金加入記録)を基に作成したねんきん定期便を郵送してくれます。
 
ただし、電話連絡してから手元に届くまでには約2ヶ月ほどかかります。ちなみに、「ねんきんネット」を使えば、パソコンやスマートフォンを使って、いつでも年金記録を確認することが可能です。登録しておくとよいでしょう。
 

再発行は「ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号」に連絡を

ねんきん定期便は、老後の生活を支える「これまでの加入実績から算出した年金額」または「年金見込額」が記載された大切なお知らせです。誤って捨ててしまった場合は必ず「ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号」に電話をして再発行してもらうようにしましょう。
 
そして、記載内容に間違いがあれば、年金加入記録回答票で連絡をするようにします。
 

出典

日本年金機構 大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています
日本年金機構 年金加入記録に「もれ」や「誤り」があった場合
日本年金機構 Q「ねんきん定期便」を汚損、き損、紛失したのですが、再発行はできますか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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