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世界的にプリペイドカード利用者は増加中! 便利の裏側にあるリスクを知っておこう

ファイナンシャルフィールド / 2022年11月24日 11時0分

世界的にプリペイドカード利用者は増加中! 便利の裏側にあるリスクを知っておこう

調査会社 Report Ocean によると、プリペイドカード市場は、2027年まで年平均約15%で成長すると見込まれています。   特に、クレジットカードなどを保有できない若い世代では、プリペイドカードの購入や利用が増えるとされています。   そこで今回は、プリペイドカードについて解説します。人気や便利さの裏にあるリスクについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

プリペイドカードとは? ほかの決済とどう違う?

プリペイドカードとは、事前にカードを購入し、必要な金額をチャージして決済する仕組みです。チャージした金額分までしか使えないため、使いすぎを防ぐことができます。
 
また、クレジットカードのように、決済時と実際に口座からお金が引き落とされる時期のズレがないため、お金の管理がしやすいというメリットもあります。
 

プリペイドカードのメリット・デメリットとは

プリペイドカードは、まずカード自体にお金をチャージする必要があります。つまり、前払いで利用する決済にあたります。例えば、1ヶ月分の食費の予算を決めたとして、その金額を毎月チャージして「食費専用のプリペイドカード」として活用することもできます。
 
一方、クレジットカードは後払いになるため、使いすぎのリスクがあり、お金の管理が難しい点が挙げられます。
 
プリペイドカードのメリットは、カードによっては特定のポイント還元が受けられる点です。さらに、提携しているお店でプリペイドカードを利用することで、会員限定価格で商品の購入ができるといった、付帯サービスも充実していることがほとんどです。大手スーパーやコンビニなどでは、事前にチャージするタイプのプリペイドカードで、現金決済よりも優位なサービスを提供しています。
 
プリペイドカードのデメリットは、分割払いができないため、一時的に資金が不足した場合に柔軟な対応ができない点です。
 
しかし、これはデメリットでもありメリットでもあります。そもそも現金決済だけであれば、財布に現金がなければ買い物ができません。そのため、購入できる範囲でのみ買い物をすることになります。プリペイドカードも同様で、財布に入れている現金と同じ感覚での利用になるため、使いすぎを防ぎ計画的な利用が求められます。
 

プリペイドカードのリスクとは?

ここまでに紹介したプリペイドカードの概要から、とても便利な仕組みであることは理解いただけたのではないでしょうか? 正しく活用すれば便利なプリペイドカードですが、事前に知っておきたいリスクもあります。
 
プリペイドカードの発行元の健全性は必ず確認しましょう。全国に店舗を置く大手スーパーやコンビニなどであれば、起業の健全性やセキュリティー対策も万全であるため、安心して利用できます。
 
しかし、特定の地域のみで利用できるオリジナルのプリペイドカードの場合は、万が一発行元が倒産などのトラブルに巻き込まれた場合、返金されないことも想定されます。
 
プリペイドカード購入時や契約時には、必ず、万が一の場合の返金に関する取り決めを確認しておきましょう。
 

まとめ

発行元が安心できるプリペイドカードでは、ポイント還元が受けられたり、商品割引が受けられたり、さまざまなサービスが提供されていて便利です。
 
一方で、発行元の健全性が疑われる場合には、いくらポイントの還元率が高くても、購入や利用をいったん熟慮した方がよい場合もあります。
 
プリペイドカード購入時や契約時には、必ず契約書面を確認しておきましょう。
 

出典

Report Ocean プリペイドカード市場は、2027年まで14.9%のCAGRで目覚ましい成長が見込まれています(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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