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家族の一員のペット。寿命を迎えたら葬儀はどうする? 費用は?

ファイナンシャルフィールド / 2022年11月30日 7時0分

家族の一員のペット。寿命を迎えたら葬儀はどうする? 費用は?

ペットの家族化が進み、亡くなったときにも人間と同じように火葬して手厚く見送りたいと考える飼い主が増えています。ペットを火葬する方法には大きく、「民間のペット葬儀社を利用する」「自治体に依頼する」の2つがあります。本記事では、それぞれの費用の目安や火葬にあたっての注意点もお伝えしますので参考にしてください。

ペット葬儀社での火葬の種類と費用

一般的なのはペット葬儀社を利用する方法です。費用はペット霊園やプラン、ペットのサイズなどによって異なります。ペット葬儀社での火葬の方法は主に、「合同火葬」「個別一任火葬」「個別立会火葬」の3つです。合同火葬は他の複数のペットと一緒に火葬するもので、基本的に返骨はありません。
 
個別一任火葬は自分のペット一匹だけを火葬してもらうもので、立ち会いはできませんが火葬後には返骨してもらえます。個別立会火葬は、一匹だけを火葬し、さらに立ち会いや返骨ができるプランであり、最も人間の葬儀に近いやり方といえるでしょう。
 
同じプランでもペットのサイズによって費用が異なります。全国でペット葬儀を取り扱っている大手企業が公表する料金をもとに大まかな目安をお伝えすると、体重が5kg未満の場合で、合同火葬は1~2万円、個別一任火葬は2~4万円、個別立会火葬は3~4万円程度です。
 
中型犬や大型犬などサイズが大きいペットでは、プラス2~3万円程度かかります。ペットの種類やサイズにもよりますが、火葬にかかる時間は平均して1時間前後です。返骨が可能なプランの場合は、火葬後にお骨を引き取って帰宅します。
 

自治体に依頼する方法と費用

あまり数は多くありませんが、自治体によっては有料で個別火葬してくれるところもあります。個別火葬では、一匹ずつ火葬炉で火葬してくれ、お骨も持ち帰れます。ただし、立ち会いはできないことのほうが多い点に注意が必要です。
 
火葬費用は自治体によって大きく異なります。同じように体重が5kg未満の場合でも、5000円程度のところもあれば、骨つぼの代金も含めて2万円としているところもあるなど、やり方も含めて幅があります。
 
ペット葬儀社を利用する方法と比べて費用を抑えられるのが自治体に依頼するメリットです。火葬の費用は抑えて、浮いた分で立派な祭壇を購入するのも一つの考え方かもしれません。念のため、自分の自治体ではペット個別火葬や返骨を取り扱っているか、その場合にはどのような内容かを確認しておくとよいでしょう。
 

ペットを火葬する際の注意点

自治体などでは細かく指定されるケースもありますが、亡くなったペットは基本的にひつぎに入れて持ち込みます。その際、花や手紙、少量のフードなどの可燃物は一緒に入れられることが多いですが、プラスチック製品や金属、ガラスなどは多くの場合、環境面への配慮から断られることが多いでしょう。
 
猫で特に注意したいのは、鈴が付いた首輪です。当日にスムーズに進行できるよう、あらかじめ副葬品にできるものとそうでないものとを確認しておきましょう。
 

生前のうちからペットのお見送り方を考えておこう

ペットが元気なときには、いつかお別れが来ることなど想像したくないものでしょう。しかし、愛するペットが亡くなったときには、ショックから動揺してしまい、冷静に対処できない可能性があります。後悔のない形でお見送りするためにも、ペットが健在しているうちから十分に情報を収集し、どのように弔ってあげたいかを考えておくことをおすすめします。
 

出典

仙台市 仙台市ペット斎場のご案内

横浜市 ペット火葬のご案内

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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