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「一般事務」の仕事って実際どのくらい稼げるの?どんなスキルが必要?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月3日 4時20分

「一般事務」の仕事って実際どのくらい稼げるの?どんなスキルが必要?

特別なスキルや経歴が無くても始めやすい仕事の一つが、「一般事務」です。正社員以外にも、派遣社員やパートタイマーとしての募集も多く、比較的残業時間が少ないといった理由から、妊娠や出産で離職していた女性にも人気があります。しかし、一般事務の仕事はどのぐらい稼げるのでしょうか。また、平均年収はどのぐらいになるのでしょうか。   この記事では、一般事務の収入事情について、仕事内容も交えながら解説します。

一般事務の仕事とは?

「一般事務」の業務内容は、事業所によって違いはありますが、書類の作成や点検、数量や金額の計算、電話の取り次ぎ、郵便物の発送や受け取り、消耗品の管理や補充など、多岐にわたります。庶務と呼んでいる事業所もあります。また、来客の応対を行うこともあります。特定分野の事務を行うわけではなく、活躍できる業界も幅広いのが特徴です。
 

一般事務の仕事に就くには?

一般事務の仕事に求められる資質は、書類のチェックや管理などの細かい作業が得意なこと、パソコンなどのOA機器を扱うことがあるのでパソコン操作に抵抗がないこと、電話や来客応対があるため、ある程度のコミュニケーション能力があることなどです。また、さまざまな部署や役職の人と関わることがあるため、協調性が求められます。
 

一般事務の平均年収

厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」によると、一般事務として働く人は全国に約277万人います。このうち約78%が正規職員として働いていて、大卒者は7割弱です。しかし、入職に必要な学歴や資格は特に無い場合が多く、高校や短大を卒業した人が一般事務の仕事に就くこともできます。ただし、有効求人倍率は0.23と人気の高い仕事なので、中途入社する場合には一般事務として働いた経験があることや、パソコンや簿記などの資格を持っているとよいかもしれません。
 
一般事務の平均年収は494万3000円で、一般事務として働く人の平均年齢は43.2歳でした。1ヶ月間の勤務時間の平均は162時間であることから、残業などが少なく、家庭の事情があっても働きやすいことがうかがえます。
一方、人材派遣事業を行うマイナビキャリレーションを運営する「マイナビワークス」が公表したデータによると、一般事務の平均年収は318万2621円でした。これは、新卒で入社後ずっと正社員として働き続ける人がいる一方、何らかの事情で一度退職をした後、正社員以外の雇用形態で働く人もいるからです。中にはパートタイマーとして一般事務の仕事をしている人もいます。
 
時給制で働く一般事務の平均時給をみると、都道府県によって大きな差があり、最も高い東京都は1450円である一方、最も低い岩手県では864円となりました。仮に1ヶ月当たり162時間としてこの条件で、12ヶ月働いた場合の年収は、東京都が281万8800円なのに対し、岩手県は167万9616円でした。残業時間が少なく資格などが無くても働きやすい仕事ですが、正社員以外の雇用形態で働く場合には、年収が思うように上がらないかもしれません。
 

一般事務の年収は雇用形態や地域によって差がある

一般事務の平均年収は、政府のサイトでは494万円でしたが、人材派遣事業を営む企業のデータでは318万円と、大きな差がありました。ここから、新卒で採用され長く働き続ける人と、正社員以外の雇用形態で働く人の年収に差があることが分かります。また、地域によっても平均時給に600円近い差がありました。一般事務として働きたい場合は、住んでいる地域の求人票をみて、収入がどれぐらいになるのかを確かめてください。
 

出典

job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)) 一般事務
マイナビキャリレーション 一般事務とは
タウンワーク でバイトやパートのお仕事探し 一般事務の平均時給
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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