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過半数が「将来の生活設計なし」と回答。みんなはどんな生活保障に不安を感じている?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月4日 11時10分

過半数が「将来の生活設計なし」と回答。みんなはどんな生活保障に不安を感じている?

公益財団法人生命保険文化センターが、2022年10月に発表した「生活保障に関する調査」(調査対象:全国400地点の18~79歳の男女4844名)によると「生活設計あり」と回答した人は39.9%「生活設計なし」とした人が51.5%という結果が得られました。   およそ半数以上の方が「生活設計がない」という状態ということになります。   賃金が上がらず将来にわたる設計を立てにくいことや、長い人生の中でどのような保障を準備すればよいのか選択肢が多すぎて分からないことが、理由としてあるのかもしれません。   そこで今回は、調査結果を基に、不安を感じる人の割合が多かった生活保障について紹介していきます。次いで、生命保険の死亡保障についてデータをみていきましょう。   人はいつか亡くなります。ご自身の葬儀にかかる費用や、残された家族への備えが必要になる人も多いでしょう。ぜひ調査結果を参考にしてみてください。

不安を感じている保障は?

同調査の調査結果より、不安を感じている人の割合が多かった生活保障をみてみましょう。

自分の介護に対する不安…88.6%
けがや病気に対する不安…88.5%
老後生活に対する不安…82.2%
死亡時の遺族の生活に対する不安…62.9%

自分の介護に対する不安が最多となっています。
 
長生き社会の中、人生のどこかで介護を受けるというイメージを持っている人が多いことが反映された結果なのかもしれません。
 
次いで病気やけが、老後生活、亡くなったときの遺族の生活となっており、高齢社会の問題を反映した結果といえるでしょう。
 

生命保険をみてみましょう

前述の調査によると、死亡保障に関して、必要と考える「死亡保障金額」は平均で1662万円という結果が得られました。
 
それに対して生命保険に加入し、病気により亡くなった人に支払われている普通死亡保険金額の平均は、全体で957万円となっています。
 
人の寿命は延びており、その分、生活に必要なお金は増えていきます。必要と考えられる死亡保障額は今後も大きくなるかもしれません。
 

死亡に対する準備手段は生命保険が最も多い

死亡した場合の自助努力による準備状況をみてみましょう。
 
死亡保障を準備している人は回答者全体の73.1%となっています。具体的な手段は下記の順番となっています。

生命保険…60.3%
預貯金…42.8%
損害保険…12.6%

生命保険の死亡保障での備えが最も多い、という結果が得られました。
 
「貯金は三角、保険は四角」という言葉があります。貯金はコツコツ積み重ねるものですが、保険は加入したら契約した保障が支払われます。
 
そのため、死亡に対して死亡保障で備えるのは合理的な選択肢といえ、それを反映した結果といえるでしょう。
 

まとめ

生命保険について直近の情報をお伝えしました。
 
世界的にみても人の寿命は延びており、健康に過ごせる健康寿命も長くなってきています。
 
そのため、老後や死亡に対するイメージも変化していると思います、家族構成や経済状況などを鑑みて、保障の必要性を見直しみるのもよいでしょう。
 

出典

公益財団法人生命保険文化センター 2022(令和4)年度 生活保障に関する調査(速報版)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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