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「ペット可」の高齢者向け賃貸って、あるの? 選び方のポイントは? 費用はどのくらい?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月9日 6時40分

「ペット可」の高齢者向け賃貸って、あるの? 選び方のポイントは? 費用はどのくらい?

高齢になってから、持ち家を処分して手ごろな広さの賃貸に住み替える人もいます。   しかし、ペットがいる場合は選択肢が限られてしまうことも多いものです。また、高齢ということで、入居条件が変わってくることもあります。   今回は、高齢者向けの「ペット可」賃貸物件について、選ぶ際に押さえておきたいポイントや費用などを紹介します。

「ペット可」の高齢者向け賃貸物件を選ぶポイント

高齢者向けとして用意されている賃貸物件は、介護や生活支援などのサポート体制が充実しているという特徴があります。その上で、ペットと共存できる物件を選ぶ際に、押さえておきたいポイントをいくつか紹介します。
 

設備や環境がペットに合っているかどうか

ペットと一緒に入居できる賃貸といっても、その内容はさまざまです。
 
一般向けの賃貸でも、「ペットも入居できるだけ」の物件もあれば、「ペットも暮らしやすい設備」が整っている物件もあります。
 
愛犬との入居を考えている場合でいえば、専用のドッグランがある物件だと、散歩ができなくても犬の運動不足を解消できるでしょう。
 
ペットが病気になったときに備えて、すぐ行ける距離に動物病院があることもポイントです。また、トリミングルームや旅行のときに利用可能なペットホテルなどがあるかどうかも、押さえておく必要があります。
 

自分の身体機能に応じたサポートが用意されているか

高齢者がペットを飼うとき、自分で十分な世話ができなくなってしまうことが問題になりつつあります。
 
介護や生活支援、医療など自分に必要な体制が整っていることも大切ですが、自分が動けないとき、ペットの世話もサポートしてくれるかどうかもポイントです。えさやりやトイレの世話、散歩の代行といったサービスを受けやすいかどうかも、視野に入れておくといいでしょう。
 

ペット共存型の賃貸物件の費用には幅がある

高齢者向けの賃貸物件は、受けられるサービスに応じて費用に幅が出ます。では、入居するにはどれくらいの費用がかかるのかみていきましょう。
 

入居時にかかる費用

入居時に費用がかからない物件もあれば、かかる物件もあります。入居時の費用がかかる物件の場合、その費用は10万円前後〜数千万円とさまざまです。中には、億を超えるという高級な物件もみられます。
 
入居時の費用が10万円前後〜100万円前後の物件は、一般の賃貸物件にある敷金と同じように考えておけばいいかもしれません。
 
入居時の費用が数千万円を超える物件の場合だと、入居後に提供されるサービスの前払いという形になるのが一般的です。ただし、毎月の賃料は別途かかります。
 

月々にかかる賃貸料

賃料も、月額6万円程度のものから100万円を超える物件まで、幅があるのが特徴的です。
 
ただし、賃料が手ごろだからといって、暮らしが不便であるということではありません。介護やリハビリなど、必要なサポートは整っていますし、家庭菜園やガーデニングといった、自給自足の生活が楽しめる傾向があります。
 
賃料は、部屋の広さやグレード、提供される食事のメニューなどで違いが出ると考えておけばいいでしょう。
 

老後もペットと一緒に快適な暮らしができる

ペットと一緒に入居できる高齢者向け賃貸物件は、入居後に受けられるサービスのグレードや、部屋の広さなどに応じてさまざまに違います。
 
自分の身体機能や趣味、ペットの状態などを考え、予算に応じた物件を選ぶことがポイントです。田舎暮らしを考えている人は、郊外の物件を探すのもいいかもしれません。
 
老後も、大切なペットとの快適で楽しい暮らしは決して不可能ではないといえるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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