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【クレヨンしんちゃん】「野原ひろし」の年収は係長として高い?低い?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月10日 3時0分

【クレヨンしんちゃん】「野原ひろし」の年収は係長として高い?低い?

「クレヨンしんちゃん」の主人公である、しんのすけの父親「野原ひろし」は、漫画やアニメでは足が臭く、ダメ父ちゃんとして描かれることが多いですね。   家族から給料が安月給だといじられるシーンもありますが、実はひろしは「双葉商事」という商社の営業部第二課の係長。年収は600万から650万だと推測されます。この年収は係長としては高いのでしょうか、低いのでしょうか。

野原ひろしの年収は600万?

野原ひろしは先述した通り、東京都にあるという設定の双葉商事に約15年勤務している会社員で、営業部第二課の係長をしています。年齢は35歳で、扶養家族は妻のみさえ、子どもはしんのすけとひまわりの未就学児2人です。
 

・ひろしは年収600万?

そんなひろしは、1994年に放送された第94話「ひさんな給料日だゾ」の回で、給料が約30万だと描写されているシーンがありました。手取り月収で約30万ということは、額面だと約38万円という計算になります。
 
賞与はどのくらいもらっているかは、アニメの中で描写はありませんでしたが、大手企業の賞与は基本給2ヶ月分の夏冬2回支給というのが一般的なので、計算すると年収600万円くらいだと想定できます。
 

・ひろしは年収650万だという説も

また、「劇画クレヨンしんちゃん2」では宝くじの当選金1億3000万円は、ひろしの給料20年分くらいというセリフがあります。そのため、年収650万だという説もあるようです。
 

ひろしの年収は係長としては高いの?

クレヨンしんちゃんの父親である、野原ひろしの年収は600万円から650万円だと推測されていますが、これは係長の年収としては高いのでしょうか。
 

・年齢の平均収入と比べると高い

厚生労働省が行った「令和3年賃金構造基本統計調査」を見ると、商社が分類される「卸売業、小売業」に勤める35歳から40歳の男性の平均月収は32万7500円です。これは産業全体の平均月収である、32万7000円とほぼ変わりません。ひろしは月収約38万円と推測されているので、同じ年代の男性の給料よりも高いことが分かります。
 

・係長としては平均

野原ひろしは営業部第二課の係長なので、役職についていることから一般社員よりは給料が高いのは納得できるでしょう。では、係長の平均月収はどの程度なのでしょうか。同じく「令和3年賃金構造基本統計調査」を見ると、係長級の男性の平均月収は37万6700円とあります。ほぼ、ひろしと変わらない月収です。
 
ただし、この係長級の男性の平均年齢は45.1歳、勤続年数は18.1年です。ひろしは35歳で、勤続年数は15年ですから、10歳も若い年齢で、勤続年数も平均より少ない中、同じ月収をもらっているということは、年収は高い方だといえるでしょう。
 
もちろん、この漫画が描かれたのは平成初期のため、物価や価値観など、当時の状況とは異なります。しかし、高収入とはいえないものの、低くない給料をもらっているといえるでしょう。
 

野原ひろしの年収は係長としては平均的

野原ひろしの年収は係長としては平均的な年収だと分かりました。漫画の中では「安月給」「万年係長」などとばかにされるシーンはありますが、35歳で手取り月収30万円は一般社員と比較すると高い方です。漫画が描かれた時代と今では状況も異なるため、一概に比べることはできませんが、令和の時代においても、家族4人が暮らしていくのには問題ない年収だと言えるでしょう。
 

出典

厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査 性別にみた賃金

厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査 産業別にみた賃金

厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査 役職別にみた賃金

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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