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食パンや米・インスタント麺を最も買っているところはどこ?総務省統計局のランキングをチェック!

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月13日 3時0分

食パンや米・インスタント麺を最も買っているところはどこ?総務省統計局のランキングをチェック!

日々生活を送る上で欠かすことのできないものに「食」があります。そして「食」にはそれぞれ好みがあり、パンが好きな人、ご飯が好きな人、麺類が好きな人というように、さまざまな人がいます。   総務省統計局が行った家計調査の結果を見てみると、品目ごとに購入されている金額や数量に、地域差があることが分かります。   それでは、食パンや米、カップ麺を最も買っているところとは、いったいどこなのでしょうか?

食パンを最も買っている市はココ!

今回紹介するランキングは、総務省統計局が1世帯当たり品目別年間支出金額および購入数量(2人以上の世帯)のデータを基に、2019~2021年平均の品目別年間支出金額、および購入数量を集計したものです。
 
47都道府県の県庁所在市(東京は東京都区部)と川崎市、相模原市、浜松市、堺市、北九州市の5つの政令指定都市を含めた52の地域がランキングされています。

●食パンの購入金額1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
神戸市…1万2866円
 
●食パンの購入数量1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
堺市…26.485キログラム

なお、堺市は食パン購入金額も2位で、1万2569円購入しています。
 
全国平均の購入金額は1万163円で、購入数量は20.485キログラムとなっています。ちなみに、年間購入金額・数量ともに最も少ないのは秋田市で、購入金額7398円、購入数量は14.694キログラムでした。
 
さらに、食パンに限定せず、パン全体のランキングもみてみましょう。

●パンの購入金額1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
神戸市…3万8411円
 
●パンの購入数量1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
岡山市…56.474キログラム

ちなみに、パンの購入数量2位は堺市で56.41キログラムです。
 
全国平均の購入金額は、年間3万1658円で購入数量は45.404キログラムとなっています。そして、年間購入金額が最も少ないのは、ここでも秋田市で年間2万3824円。購入数量が最も少ないのは、福島市で32.962キログラムです。
 
神戸市と堺市は、食パンを含めパンをよく購入していることが分かりますね。
 

米を最も買っている市はココ!

●米の購入金額1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
札幌市…2万9665円
 
●米の購入数量1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
福井市…76.04キログラム

全国平均の購入金額は年間2万2998円、購入数量は62.51キログラムとなっています。そして、年間購入金額が最も少ないのは、高松市で年間1万7359円、購入数量は東京都区部で51.24キログラムです。
 

インスタント麺を最も買っている市はココ!

まずは、カップ麺からみてみましょう。

●カップ麺の購入金額1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
新潟市…6928円
 
●カップ麺の購入数量1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
新潟市…5.78キログラム

なんとカップ麺の購入金額、購入数量ともに、1位は新潟市という結果でした。
 
全国平均の購入金額は年間5126円、購入数量はおおよそ4.3キログラムです。そして、年間購入金額、購入数量ともに最も少ないのは京都市。購入金額は3418円、購入数量は2.956キログラムとなっています。
 
同じインスタント麺でも、カップ麺ではなく、袋に入った鍋で作るタイプの即席麵の場合はどうでしょうか?

●即席麵の購入金額1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
鳥取市…2837円
 
●即席麵の購入数量1位(2人以上の世帯/2019~2021年平均)
熊本市…3.837キログラム

ちなみに、即席麵の購入金額2位は熊本市、購入数量2位は鳥取市です。熊本市と鳥取市では、即席麺がよく購入されているということですね。
 
そして、全国平均の購入金額は年間2071円で、購入数量はおおよそ2.812キログラムです。また、年間購入金額・購入数量ともに最も少ないのは水戸市。購入金額1460円、購入数量は2.007キログラムとなっています。
 

よく見るとおもしろい! 家計調査の品目別ランキング!

地域別の購入金額や数量を見てみると、さまざまなことが想像できます。
 
例えば、カップ麺の購入金額と購入数量の上位は新潟市や福島市、青森市や山形市などの東北勢が占めています。鍋で作る即席麵では、そのような傾向はみられません。寒い地域なので、手間をかけずにすぐに温かい麺が食べられるカップ麺が好んで購入されているのでしょうか。
 
また、食パンの購入金額が1位であるのに購入数量が4位の神戸市は、高価な食パンを好む人が多いのか、それとも商品単価が高く設定されている地域なのだろうか……などと想像できます。
 
そのほかにも、今回は取り上げていませんが、うどん県と称する香川県高松市は、米の購入金額は最も少ない市ではあるものの、生うどん・そばの購入金額と購入数量は最も多いという結果が出ています。
 
このほかにも、「品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」では、魚介類や肉類、生野菜などさまざまな食料品や、電気代やガス代など食料品以外の購入金額、購入数量が集計されています。気になった方は、総務省統計局のウェブサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
 

出典

総務省統計局 家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2019年(令和元年)~2021年(令和3年)平均)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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