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「ねんきん定期便」に何が書かれているのかについて解説! 「ねんきん定期便」で多くのことが分かります!

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月17日 2時10分

「ねんきん定期便」に何が書かれているのかについて解説! 「ねんきん定期便」で多くのことが分かります!

毎年送付されてくる「ねんきん定期便」ですが、何が書いてあるか分からない、どのように見たらよいか分からない、といった人も多いと思います。ねんきん定期便は見方が分かると、簡単に多くのことを知ることができる書類です。   そこで本記事では、ねんきん定期便で何が分かるのかについてと、ねんきん定期便に何が書いてあるのかについて解説します。

ねんきん定期便とは?

ねんきん定期便とは、毎年送付される年金記録の記載があるはがきです。それ以外にも、節目の年として35歳、45歳、59歳になる年に封書が送付されます。
 
毎年送付されるはがきには、直近1年間の情報の記載があります。可能であればすべて保管しておくことがおすすめです。保管しておくと毎年の年金の推移が分かるので、保険料をどれだけ納めたのかや、年金額どれくらいなのかを把握できます。
 
35歳、45歳、59歳といった節目の年に送られてくる封書については、これまでの全期間の年金記録情報の記載があります。節目の年までの年金情報をまとめたものです。
 
そのため、毎年送られてくるはがきを紛失していても、節目の年の封書があれば、大まかな年金情報は分かります。
 

ねんきん定期便に書かれていること

年齢によって「50歳未満」「50歳以上」「年金受給者であり現役被保険者」という3つに分類されています。本記事では、「50歳未満」と「50歳以上」の人にしぼって解説します。
 

50歳未満

保険料納付額、年金加入期間、加入実績に応じた年金額に何が書かれているのかを確認していきます。
 
「これまでの保険料納付額」は、保険料をいくら納めたかが分かる項目です。
 
次に「これまでの年金加入期間」は、国民年金や付加保険料、船員保険、厚生年金保険の加入期間についての記載があります。
 
年金を受け取るためには、年金に加入した期間が合計で120ヶ月以上必要です。そのため、この項目を見ることで期間に達しているかを確認できます。
 
最後に「加入実績に応じた年金額」は、そのときまでに納めた保険料や年金に加入している期間から計算した、年金額の記載があります。
 
将来受け取る年金額の目安ではなく、現在受け取った場合の年金額について記載されているので、今後の保険料納付や年金の加入期間によって多くなっていきます。
 
また、会社勤めから個人事業主になったり、主婦だった人が会社員になったりすると、国民年金や厚生年金の加入状況が変わるので、将来の年金額は変化します。働き方や保険料の免除、追納で年金額は変わることは知っておきましょう。
 

50歳以上

「これまでの保険料納付額」「これまでの年金加入期間」「老齢年金の種類と見込額」についての記載があります。
 
50歳未満の人との大きな違いは、「老齢年金の種類と見込額」という項目が入っていることです。こちらには、将来受け取れる老齢年金の種類と年金額の目安が記載されているので、実際にいくら受け取れるかが分かるようになっています。
 
将来受け取る年金額が予想できるので、定年後も働くのか、年金だけで生活できるのかについて考える指標になります。将来設計の参考になるので、老齢年金の種類と見込額は確認することをおすすめします。
 

老後の生活の目安として活用しよう

本記事では、ねんきん定期便で何が分かるのかについてと、ねんきん定期便に何が書いてあるのかついて解説してきました。
 
ねんきん定期便は、これまで納付した保険料や将来の年金額の目安を確認できるので、将来設計の参考になります。
 
書かれていることは難しくないので、老後の生活の目安として活用してください。
 

出典

日本年金機構 大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています

日本年金機構 「ねんきん定期便」の様式(サンプル)と見方ガイド(令和4年度送付分)

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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