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スマホで見たねんきんネットの年金見込額試算、パソコンと違うみたい!? どうして?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月17日 6時0分

スマホで見たねんきんネットの年金見込額試算、パソコンと違うみたい!? どうして?

将来、どのぐらいの年金をもらうことができるのか、気になる人も多いでしょう。   実は、「ねんきんネット」にアクセスすれば、24時間いつでもどこでも、年金見込み額を試算することが可能なのですが、スマホとパソコンでは同じ人物の年金を試算しても表示される見込み額が異なります。   そこで本記事では、スマホ版とパソコン版では試算した見込み額が異なる理由を解説。あわせて、ねんきんネットで可能なことも紹介します。

ねんきんネットでできることとは?

「日本年金機構」のねんきんネットにアクセスすれば、将来の年金見込み額をはじめ、電子版「ねんきん定期便」、年金の支払いに関する通知書や、国民年金保険料に関する通知書などを確認することが可能です。
 
このほか、源泉徴収票・社会保険料控除証明書などの再交付申請や、各種届書の作成・印刷などもできます。
 
ねんきんネットを利用できるのは、基礎年金番号を持っている人のみです。ただし、昭和61年4月以前に年金受給権が発生した老齢年金受給者は、利用できません。
 
また、利用するためには、ねんきんネットに登録する必要があります。
 
登録方法の1つ目は、マイナポータルからの登録で、マイナンバーカードとメールアドレスが必要になります。マイナポータルにログインし、ねんきんネットに連携すれば登録完了です。
 
2つ目は、ねんきんネットのユーザIDを取得することです。その際、基礎年金番号、メールアドレスが必要になります。
 
ねんきんネットに関する不明点があれば、日本年金機構のナビダイヤルに問い合わせてみましょう。
 

パソコン版とスマートフォン版の違いとは?

実は、パソコン版とスマホ版では、年金見込額試算の機能が異なります。
 

【パソコン版】

パソコン版は自分で好きな試算方法を選択することが可能です。
 

かんたん試算

現在の職業を変わらず続けると仮定して60歳まで自動的に延長して、いくら年金をもらうことができるのかを試算してくれます。

 

詳細な条件で試算

自分自身で「今後の職業、収入および期間」「老齢基礎年金や老齢厚生年金の受給を開始する年齢」「国民年金が未納である月に関する追納など」を入力して、将来の年金額を試算できます。

 
また、追納がある人に関しては、自分自身で月数を指定して入力可能です。
 

【スマホ版】

スマホ版の場合、自動的にパソコン版の「かんたん試算」機能が選択され、将来の年金額が出てきます。その後、パソコン版と同じように試算条件を個別に変えていくことができます。
 
ただし、追納の月数を指定して入力することはできず、納付の種別ごとに「全月納める」「全月納めない」を選択するのみです。
 
このように、パソコン版とスマホ版では使える試算の機能が違うため、スマホで見たときの年金見込額試算が、パソコンで見たときとは違ったのです。
 

スマホ版とパソコン版とでは年金見込額試算の機能が異なる!

ねんきんネットを使えば、手軽に年金見込み額を試算できます。
 
ただし、パソコン版とスマホ版では、年金見込額試算の機能が異なります。そのため、追納を行っていた場合は、パソコン版の方が正確に試算できるでしょう。
 
とはいえ、スマホ版は手軽に調べられて便利です。状況に合わせて、使い分けてはみましょう。
 

出典

日本年金機構 「ねんきんネット」とは?

日本年金機構 「ねんきんネット」による年金見込額試算

日本年金機構 Qパソコン版とスマートフォン版の年金見込額試算に違いはありますか。

日本年金機構 「ねんきんネット」の登録方法

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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