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必死に働いてきたのに、年金見込額の少なさに驚愕…。50代から老後に備えるのは遅すぎますか?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月20日 0時10分

必死に働いてきたのに、年金見込額の少なさに驚愕…。50代から老後に備えるのは遅すぎますか?

50代は、定年退職までの時間が迫ってくる上に体力の衰えが気になることも多く老後を意識しやすい時期です。しかし、年金の受給額は減少傾向にあります。これまで貯蓄が十分にできていない人は、不安を感じるのではないでしょうか。今回は、50代からの老後の備えに対する考え方や、今からでも可能な貯蓄方法などを紹介していきます。

老後の生活費がいくら足りないのか計算しておく

まず大切なのは、現実をしっかり把握することです。定年退職してからの生活費が実際にいくらかかるのか計算し、そこから毎月受給できる年金額を差し引いてみましょう。そうすることで、将来いくら不足するのか把握できます。
 
年金受給額は、毎年誕生月に日本年金機構から届けられる「ねんきん定期便」で確認することが可能です。あくまで見込み額なので必ずその金額を受給できるわけではありませんが、目安になります。
 
ゆとりのある老後を送るには、夫婦2人の場合で月35〜37万円ほど必要だといわれています。ただし、実際には居住地やライフスタイルによっても生活費には差が出ますし、足りない人もいればもっと抑えられる人もいるでしょう。
 
現状での出費を基準に、住まいにかかる費用や光熱費、食費、税金など必要な費用をすべて計算し、そこから年金受給額を引いて不足分を出してみましょう。
 

個人年金など50代からでも可能な金融商品を検討する

公的年金の受給額を補填する手段としては、個人年金の利用が挙げられます。これまで見送ってきた人でも、50代から申し込み可能な年金保険に加入することも備えになります。例えば、65歳まで申し込みが可能な年金保険もあります。医師の診断書なども不要なので、健康を気にする人でも検討しやすいのではないでしょうか。
 
掛け金を増やしたいと考えるなら、外貨建てでの年金保険もあります。タイミングによっては、お得に年金を受け取ることができるかもしれません。ただし、運用が外貨になるため、為替相場によってはリスクをともなうという点は注意が必要です。
 

老後も継続可能な仕事を考えておく

老後といっても、健康に特に問題がなければまだまだ働ける人はたくさんいます。定年退職後は、新たな仕事を考えておくのもいいでしょう。若い頃のように無理をするということではなく、楽しみながら継続できるような仕事を探しておくことです。可能であれば、起業するのもいいかもしれません。
 
ただし、起業資金はできるだけ抑えることです。自宅で何かできそうなものを考えるのもいいですし、友人や知人と一緒に何か始めるのも選択肢の一つです。60代でもパートなど短時間で働ける仕事はあります。自分の余暇を楽しみながら気分転換を図れる仕事を見つけておくことも、老後の対策として必要なことです。
 

50代から老後に備えることは可能! 無理をしないことがポイント

老後の備えを考えるには、まず生活費がいくら足りないのか計算しておくことが重要です。その上で、現状で自分ができる対策をとっておく必要があります。今からでも加入できる個人年金を検討するのも堅実な方法です。老後の新たな仕事を見つけておくのもいいかもしれません。老後は無理をせず、体力を気づかいながら自分のペースで暮らせる方法を考えておくといいでしょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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