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定年後は「タクシードライバー」として働きたいです。自分のペースで働けるためおすすめと聞きましたが本当でしょうか? 年収はどのくらいですか?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月22日 11時10分

定年後は「タクシードライバー」として働きたいです。自分のペースで働けるためおすすめと聞きましたが本当でしょうか? 年収はどのくらいですか?

定年退職後のセカンドキャリアとして、タクシードライバーを検討する人もいるでしょう。時間や場所など、ライフスタイルにあわせて働けるイメージが強いため、興味をもっている人も多いのではないでしょうか。   本記事では、タクシードライバーとして働くメリット、シニアが働くうえで注意したいポイント、タクシードライバーの平均年収などをわかりやすく解説します。

タクシードライバーとして働くメリット

代表的なメリットとして以下の点があげられます。
 

・自分のペースで働きやすい

勤務先によってさまざまな働き方が可能です。8時間勤務制を採用しているところや、3時間の休憩を含む19時間隔日勤務制(勤務日の翌日は休み)を採用しているところなどがあります。また、顧客の要望に合わせて働くため、休憩をとるタイミングは基本的に個人の裁量にゆだねられています。そのため、自分のペースで働きやすいといえるでしょう。
 

・努力次第で稼げる

タクシー会社の多くは歩合制を採用しています。「基本給+歩合給」「完全歩合制」など、具体的な賃金形態は勤務先で異なりますが、努力をすれば稼げる点は魅力です。退職後も前向きに働きたい人にとって、理想的な職種になる可能性があります。
 

・普通第2種免許の養成訓練を受けられる

タクシードライバーとして働くには普通第二種免許が必要です。タクシー会社の中には、未経験者向けに普通第二種免許の養成訓練や取得支援を実施しているところがあります。働きながら新たな資格を取得できる点は魅力です。
 

シニアが働くうえで注意したいポイント

シニアがタクシードライバーとして働く場合、次の点に注意が必要です。
 

・不規則な生活リズム

働き方によっては、夜勤や隔日勤務が発生します。生活が不規則になりやすい点には注意が必要です。現在の生活リズムを崩したくない人や体力に自信がない人は、昼日勤のみでも働ける事業所を探してみてはいかがでしょうか。
 

・収入が不安定になりがち

タクシー会社の多くは歩合制を採用しています。したがって、同じように働いても、さまざまな要因で収入は変動する恐れがあります。収入を安定させるためには、地域の交通事情を熟知するなどの努力が欠かせません。
 

タクシードライバーの平均年収

厚生労働省が発表している「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、タクシードライバーの全国平均年収は280万4000円です。しかし、都道府県により平均年収に差がある点がポイントといえるでしょう。
 
例えば、東京都の平均年収は337万5600円、神奈川県の平均年収は329万8100円、愛知県の平均年収は317万7000円となっています。これに対し、青森県の平均年収は173万7700円、徳島県の平均年収は181万8800円、沖縄県の平均年収は187万7400円です。タクシードライバーとして働く場合、地域の平均年収も押さえておく必要があります。
 

タクシードライバーは働きやすいが注意も必要

タクシードライバーは、シニアが活躍しやすい職種といえます。定年退職後のセカンドキャリアを考えている場合、有力な選択肢になります。働くうえでのメリットは、自由度が高いことといえるでしょう。
 
自分のペースで働くことや歩合制を活かししっかり稼ぐことなどができます。ただし、平均年収は都道府県で大きく異なります。稼ぎにくいエリアもあるため、情報を集めてから検討を進めましょう。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 令和3年賃金構造基本統計調査 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

職業情報提供サイトjobtag タクシー運転手

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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