1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「一生遊んで暮らしたい!」実際そのためにはいくら必要? 最低限の生活でも「1億1700万円」必要という結果に!

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月26日 23時10分

「一生遊んで暮らしたい!」実際そのためにはいくら必要? 最低限の生活でも「1億1700万円」必要という結果に!

宝くじが当たったり、小説や漫画が売れたりして大金を得ることを「一生遊んで暮らせる金額が手に入った」と表現することがありますよね。しかし、実際「一生遊んで暮らせる金額」とはいくらなのでしょうか。   この記事では、1ヶ月当たりの消費支出を基に生涯にかかる金額を算出します。余裕を持って暮らせる金額についても、具体的な生活を例に挙げながら紹介します。

1ヶ月当たりの消費支出はどれくらい?

「一生遊んで暮らせる額」といっても、家族構成によって毎月の支出は大きく変わります。ここでは、単身世帯にスポットを当ててみていきましょう。総務省が2021年に発表した「家計調査 家計収支編」では、単身世帯の1ヶ月当たり消費支出の平均は15万5046円となっています。
 
内訳としては、食費が3万8410円、住居費が2万2126円、交通・通信が1万8856円、教養・娯楽が1万7106円、光熱・水道が1万1383円です。この調査では持ち家率が56.1%と高く、住居費の平均値が低くなっていますが、賃貸・ローンの場合は6~10万円程度が必要です。
 

生涯にかかる金額は?

厚生労働省が発表した「令和3年簡易生命表」では、日本人男性の平均寿命は81.47年、日本人女性の平均寿命は87.57年となっています。今回は85歳まで生きると仮定して、生涯にかかる金額を算出します。20歳で単身世帯になったとすると、65年間は暮らしていけるお金が必要です。先ほどの総務省の調査では単身世帯の1ヶ月当たり消費支出の平均は15万0506円でした。
 
よって、1ヶ月当たりの消費支出×12ヶ月×65年で生涯にかかる金額が求められます。この計算式に当てはめると、約15万円×12ヶ月×65年=1億1700万円となります。
 
つつましやかな生活を続けるのであれば、20歳で1億1700万円が用意できればよいのですが、住居費は月2万円、教養・娯楽は月1.5万円程度に抑えなければなりません。持ち家がないと、毎月15万円で暮らすのは少し厳しいかもしれません。
 

一生遊んで暮らせる金額は?

「一生遊んで暮らせる」といっても、毎晩のように友人と豪遊したり、毎月のようにビジネスクラスで海外に行ったりしては、何億円あっても足りません。ここでは、「一生遊んで暮らせる指標」として、「月50万円の教養・娯楽費」をプラスしてみます。
 
単身世帯で最低限の生活費に追加で月50万あれば、都心でも豊かな暮らしが可能でしょう。20歳で単身世帯になり、85歳まで生きると仮定すると、50万円×12ヶ月×65年=3億9000万円となります。
 
生涯にかかる金額である1億1700万円に3億9000万円を上乗せすると、5億700万円です。「1ヶ月当たりの消費支出:15万円」に「余裕を持って暮らせる金額:50万円」を追加した金額で一生遊んで暮らせるとすると、約5億円が必要です。
 
よりぜいたくな暮らしがしたければ、教養・娯楽費をさらに増やして100万円にしてみましょう。100万円×12ヶ月×65年=7億8000万円となり、1億1700万円に7億8000万円が上乗せされた8億9700万円が必要です。
 

一生遊んで暮らすためには

一生遊んで暮らすためには、お金があればあるほどぜいたくな暮らしができます。平均的な支出に加えて、毎月50万円の教養・娯楽費を使いたければ、20歳の時点で5億円程度が必要です。大金を手にした人の中には、資産運用を始める人も多くいます。高利回りの金融商品で運用することができれば、資産を維持しながら豊かな生活を送ることも夢ではありません。
 

出典

総務省 家計調査(2021年) / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表

厚生労働省 令和3年簡易生命表の概況

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください