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毎日コンビニ or レトルト生活を1ヶ月続けたら、食費はいくらくらいかかる?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月27日 3時0分

毎日コンビニ or レトルト生活を1ヶ月続けたら、食費はいくらくらいかかる?

お金をためるために節約生活を送るにあたって、多くの人が真っ先に思いつくのが「食費を切り詰める」方法ではないでしょうか。かといって、毎食カップラーメンであるとか、1日キャベツ1玉で乗り切るのは何ともわびしいもの。   そこで、毎日コンビニ生活・レトルト生活を送るとしたら、1ヶ月の食費はいくらぐらいになるか試算してみました。この試算での1ヶ月は、30日間とします。

もし、コンビニ生活を1ヶ月続けたら?

厚生労働省が公表している「食事バランスガイド」によれば、1日あたりでご飯中盛り4杯、野菜料理5皿、肉・魚・卵・大豆料理で3皿、牛乳びん1本程度、みかん2個程度の食事をするのが適切とされます。この基準に従って、コンビニ生活の献立を設定するものとします。
 
主食について、ご飯中盛り(約150グラム)はおにぎり1.5個分です。コンビニ弁当のご飯部分(約250グラム)はご飯中盛り1.5杯分として計算するものとします。朝はおにぎり1個、昼食・夕食でコンビニ弁当1個ずつとすると、1日の主食はおよそ中盛り4杯分です。
 
野菜に関しては毎食ミックスサラダ1つずつ、昼食と夕食でフリーズドライの具だくさんみそ汁を1杯ずつ付ける想定です。肉・魚・卵は、弁当のおかずとして適量が付いており、納豆を各食1パックずつ付けると仮定します。
 
そして200ミリリットルの牛乳パックと、カットフルーツパックを1日1つずつ。飲み物として朝・昼にお茶(500ミリリットル)ペットボトルを1本ずつ、晩酌として缶ビール(500ミリリットル)1本を付ける前提です。
 
セブン-イレブン・ジャパンの標準価格(消費税別)で1日の食費を整理すると、朝は「梅おにぎり1個(115円)・ミックスサラダ(200円)・デーリィ牛乳200ミリリットル(84円)・伊藤園お~いお茶緑茶600ミリリットル(148円)・極小粒納豆(3パックまとめ買いで78円)」
 
昼は「ガーリックチキン&メンチカツ弁当(400円)・ミックスサラダ(200円)・減塩国産野菜みそ汁(108円)・お~いお茶緑茶600ミリリットル(148円)」、夕食は「海苔弁当(430円)・ミックスサラダ(200円)・減塩国産野菜みそ汁(108円)・フルーツミックス(178円)・アサヒスーパードライ500ml(275円)」となります。
 
以上を前提とすれば、コンビニ生活での1日あたりの食費は2672円、30日では合計8万160円です。
 

もし、レトルト生活を1ヶ月続けたら?

レトルト食品は日持ちするので、インターネット通販でまとめ買いします。朝は軽めのスープ系商品とし、昼食と夕食はご飯のおかずとなる丼物とカレーを食べ、レトルトご飯60食分も購入対象です。
 
ただし、レトルト食品は1食で1パックを使い切るのが一般的で、食材を小分けにするのも困難なので「食事バランスガイド」の当てはめは現実的でありません。
 
代わりに、多品種が含まれる「アソートセット」を購入し、食材が偏りすぎないよう配慮します。このままでは野菜が足りないので、マルチビタミンのサプリ30日分で補い、飲み物は1日あたり、お茶2リットルペットボトルを1本、500ミリリットルの缶ビール1本です。
 
Amazonの販売レート(2022年12月12日・消費税別)によれば、朝食用の「明治まるごと野菜かぼちゃのクリームスープ」が6食1216円なので、30食では6080円です。昼食用の丼物で「マルハニチロ金のどんぶりアソート10食セットお吸い物付き」は1580円となっていますので、30食では4740円。
 
夕食用のカレーは「ハウス咖喱屋アソート10食セット松茸のお吸い物付き」が1800円で販売されていますので、30食で5400円です。「サトウのごはん 150g×20個」が2480円、60食で7440円となります。
 
「DHCマルチビタミン30日分」は600円、お茶は「CCL 綾鷹ラベルレス2LPET×8本」が1448円であることから、30本換算で5430円、晩酌の「アサヒスーパードライ500ml×24本」は6721円であり、30本換算では8401円となります。以上を前提にすると、レトルト生活の30日分の食費は合計3万8091円です。
 

コンビニ生活よりも、レトルト生活のほうがお得!ただし……

以上のことから、コンビニ生活よりもレトルト生活のほうが、食費を半分以下に圧縮できることが分かりました。コンビニでは生鮮食品を買えるのが強みですが、ほとんどの食品が定価で販売されていますので、どうしても割高になります。
 
レトルトはまとめ買いで安く購入できますが、栄養のバランスが偏るおそれがありますので注意してください。いずれにしても、コンビニ生活やレトルト生活は、調理の手間が省けて時短効果が高いのは確かです。
 

出典

厚生労働省 食事バランスガイド
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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