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「iDeCo」の拠出が途中で難しくなった場合の対処方法とは?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月28日 7時10分

「iDeCo」の拠出が途中で難しくなった場合の対処方法とは?

iDeCoは毎月自分で設定した金額を拠出して積み立て、拠出した金額を投資信託によって運用をします。しかし、さまざまな事情でiDeCoの拠出が途中で難しくなってしまう可能性もあるでしょう。本記事では、iDeCoの拠出が難しくなった場合の対処方法について解説するので参考にしてみてください。

iDeCoの拠出が難しくなった場合の対処方法

iDeCoの拠出が難しくなった場合、放置するのではなくiDeCoに対してどのような対処をするか考えなければいけません。iDeCoの拠出が難しくなった場合の対処方法としては、「iDeCoの拠出金額を変更する」「拠出を休止して運用指図者になる」の2つが代表的です。どちらの方法も難しい手続きは不要で、iDeCoから指定されている書類に記入して送付すれば完了します。
 
自分でiDeCoの拠出が難しくなったと判断したなら、できるだけ早く対処するのがおすすめです。
 

iDeCoの拠出金額を変更する

iDeCoの拠出金額が多くて拠出が難しいと感じている場合、「拠出金額を変更」して少なくすることができます。
 
毎月の拠出金額最高額は被保険者種別や会社が企業型DCなどに加入しているか、していないかで異なりますが、iDeCo拠出最低金額は5000円からで1000円単位での設定が可能です。そのため、現在設定している拠出金額を支払うのは難しいけれど、少しでも拠出を続けたければ、拠出金額を低く設定し直すのが良いでしょう。
 
iDeCoの拠出金額は、全額所得控除の対象になるため、節税対策などの観点からもできる限り拠出を継続することをおすすめします。iDeCoの拠出金額変更は、1年に1回だけ可能であり、自身の運用管理機関に「加入者掛金額変更届」を提出してください。
 

拠出を休止して運用指図者になる

どうしても継続的に拠出が難しい状況なら、拠出を休止して「運用指図者」になる方法もあります。運用指図者とは、積み立ててきた拠出金は継続して運用しますが、新しく拠出はせずに既に拠出した拠出金に対して投資信託の指図のみを行う方法です。
 
運用指図者になるためには運営管理機関に資格喪失届を提出して、拠出を休止する旨と運用指図者になる旨を伝えなければいけません。また、再び運用指図者から掛け金の拠出をしたいなら、再度加入者となるための手続きが必要です。拠出休止を決断した際には運用指図者への変更手続きを忘れないようにしましょう。
 

iDeCoの拠出が難しくなるタイミングは「退職・転職時:が多い

iDeCoの拠出が難しくなるタイミングは人によってさまざまですが、退職・転職時がタイミングとしては多いです。退職・転職時には収入が変わってしまうことから、いったんiDeCoの拠出金額を変更したり、運用指図者になったりしてiDeCoの拠出を続けられるか判断します。
 
注意点としては退職・転職時には厚生年金から国民年金への切り替えなどが必要です。iDeCoの拠出をするためには国民年金保険料の支払いが条件になっているため、わからないことがあれば運営管理機関に相談してください。
 

まとめ

iDeCoの拠出が途中で難しくなった場合の対処方法としては「iDeCoの拠出金額を変更する」「拠出を休止して運用指図者になる」の2つが挙げられます。どちらが適しているかは、人それぞれであり、自分自身がどちらの方法で対処するかについては考えることが大切です。iDeCoには所得控除などのメリットも大きいため、総合的に考えるようにしましょう。
 

出典

iDeCo公式サイト 加入者の方へ

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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