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カード情報の流出。もしも被害に遭ったら、どうすればいい?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月29日 1時20分

カード情報の流出。もしも被害に遭ったら、どうすればいい?

テレビやネットのニュースなどで「クレジットカード情報を含む個人情報が流出した」といったニュースを目にする機会も多いのではないでしょうか。クレジットカード情報が第三者に知られた場合、不正利用につながるといったリスクも高いです。   そこで「どうせ自分は大丈夫」と人ごととして捉えるのではなく、万が一のときに備えて対処法を把握しておきましょう。本記事では、クレジットカード情報が流出したときの対処法をはじめ、流出によって何が起こるのかを詳しく解説します。

カード情報が流出したら? すぐにできる対処法

クレジットカードの情報が流出した場合の対処法は次のとおりです。
 

●利用明細の確認
●カード会社へ連絡
●クレジットカード番号の変更
●警察に届け出をしておく

 
クレジットカード情報の流出に気付いたら、利用者側にも素早い対応が求められます。第三者にクレジットカード情報が知られることで、悪用されるといったケースも実際にあるからです。
 

利用明細の確認

クレジットカードの情報流出に気付いたら、まずは利用明細を確認してください。クレジットカード契約者以外の第三者が不正利用をしても、利用明細にはカードを利用した日付や決済した店舗やサービスが分かるからです。利用明細のなかに身に覚えのない利用を確認できたら、不正利用が疑われます。
 
なお、利用明細書はWebと紙の2種類あります。どちらを選んでも内容は同じですが、紙の利用明細書は自宅へ郵送されるため、不正利用の確認に時間がかかる可能性が高いです。不正利用の発覚が遅れないためにも、利用明細はWebを選択するのがおすすめです。
 

カード会社へ連絡

明細書で不正利用が疑われる利用をみつけたら、すぐにカード会社へ連絡・相談しましょう。カード会社にて該当するクレジットカードの利用を停止したり、実際に不正利用をされているかどうかの調査を進めてくれたりするからです。カード会社が調査を行った結果、不正利用が認められれば、規定に基づき保障の手続きに進みます。
 
また、カード会社に連絡していないにも関わらず、カード会社から情報流出について連絡が届く場合があります。その際にはそのまま折り返しをせず、メールアドレスや電話番号といった連絡先が正しいか、実在するかどうかなど、なりすましではないかを確認してから連絡してください。
 

クレジットカード番号の変更

クレジットカードの情報流出によって、不正利用が疑われたり、実際にされたりした場合、再発行してカード番号を変更してください。手続きは、クレジットカードの裏面に記載されている電話番号、カードカウンター、会員専用サイトなどから可能です。なお、クレジットカードの再発行時に、手数料が発生する場合がある点に注意してください。
 
また、クレジットカード番号を変更した後は、利用中のネットショップや公共料金支払いサービスなど、各種支払いに登録したカード情報の更新を忘れずに行いましょう。
 

警察に届け出をしておく

クレジットカードの情報流出による不正利用が発覚した場合、カード会社への連絡だけでなく最寄りの警察に被害届を提出してください。カード会社に不正利用による被害額を補償してもらう際に、被害届の受理番号が必要だからです。
 
被害届を提出する際に、不正利用に気付くまでの流れ、実際にどのくらいの被害が遭ったのかなどを伝えなくてはいけません。事前に、被害に気付いてからのことをメモなどにまとめておくとよいでしょう。
 

カード情報が流出しても必ず悪用されるわけではない

クレジットカードは、カード番号だけでなく、有効期限やセキュリティーコードなどといった情報が登録されています。これらの情報のいずれか一つが流出しただけでは、不正利用につながる可能性は低いです。
 
またクレジットカードには、情報暗号化技術や本人認証サービス「3Dセキュア」の導入や、不正検知システムにより24時間365日体制の監視がされるものも多いです。不正利用を早期発見できる体制が整っていますので、実際に悪用に至るケースは少ないと思ってよいでしょう。
 
ただし、カード番号、有効期限、セキュリティーコードのすべてが流出してしまうと、不正利用される可能性が十分にあります。したがって、不用意に他人に見られないようにする、保管場所に気をつけるなどしっかりとカードの管理をしなければなりません。
 

クレジットカードを悪用されても基本的に全額補償

クレジットカード情報が流出し、第三者による不正利用の被害に遭ったとしても、カード会社の補償制度によって被害額を全額補償してもらえます。ただし、カード会社にて補償が適用される期間と適用条件を定めていますので注意してください。
 
「クレジットカード契約者ではない第三者による不正利用とカード会社が証明できる」「クレジットカード契約者に重大な過失がない」「会員規約に違反しない」といった条件に該当すれば、基本的に補償対象です。
 

カード情報の流出には素早い対応が重要

クレジットカード情報の流出による不正利用の被害に遭ったときは、素早い対応が必要です。カード会社へ連絡、クレジットカード番号を変更、警察に被害届を提出するなど、行うべきことは多くあります。
 
「不正利用の被害には遭うわけがない」と根拠のない自信をもつのではなく、万が一のトラブルがいつ発生するか分からないという意識をもってください。そのうえで、不正利用の被害に遭ったら何をすればよいのかを理解してクレジットカードを利用しましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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