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食器洗い乾燥機と手洗いはどちらがお得?

ファイナンシャルフィールド / 2019年2月19日 7時48分

コストパフォーマンスは食器洗い乾燥機の勝ち! 財団法人「省エネルギーセンター」の報告によると、1日2回、手洗いをした場合の年間コスト(ガス代と水道代)は22,080円であるのに対し、同じく2回食器洗い乾燥機を稼働した場合 […]

コストパフォーマンスは食器洗い乾燥機の勝ち!

財団法人「省エネルギーセンター」の報告によると、1日2回、手洗いをした場合の年間コスト(ガス代と水道代)は22,080円であるのに対し、同じく2回食器洗い乾燥機を稼働した場合のコスト(電気代と水道代)は14,020円。
 
一年で8,060円の節約になると公表されています。これによって同じ条件の場合、コストパフォーマンスでは食器洗い乾燥機に軍配が上がるのは明らかです。ではなぜそんなに便利な機器の普及率が、欧米に比べて35%と低迷しているのでしょうか?
 

普及を阻む、清潔な日本文化。

この普及率を阻む一番の原因は、常にすっきりと片付いた空間を好む、日本人の清潔感にあるとも言われています。
 
二人ぐらいの朝食時に出る使用済みのマグカップやトースト皿・・・この量のためにわざわざ食洗機を回すより、ちゃちゃっと洗ったほうが早い、という考え方です。
 
実はこの段階で、食洗機を多く利用している欧米人なら、ちゃんと食洗機の中に汚れた食器を入れて、運転せずに出勤。「食器洗いは、食洗機がいっぱいになったら運転する」と考えるのです。
 
また、茶碗や湯のみなど、個人所有の食器を持つ日本人は次の食事にも自分の食器を使いたいですから、すぐに洗って常に清潔にスタンバイさせておきたいのです(欧米にはあまり食器の個人所有の考え方はありません)。それが普及の大きな妨げになっているのです。
 

手洗いなら、ため洗いと水洗いで

どうにか工夫して食器洗い乾燥機に負けないコストパフォーマンスを目指したいなら、食器は年間通して水で洗うことです。
 
省エネルギーセンターのデータでは、手洗いはガスで沸かしたお湯を使うことになっていますが、このガス代がバカにならないのですから、一考を案じるべき。また、流しっ放しのすすぎの水を無駄にしないよう、洗い桶を利用したためすすぎを実行しましょう。できれば2食分の食器を一度にまとめて洗うことをお勧めします。
 

食器洗い乾燥機のさらなる節約術は

手洗いに勝るという食器洗い乾燥機も、そのコストの大半は電気代が占めます。これは洗浄に電気で沸かしたお湯を使うから。
 
その電気代を少しでも節約したかったら、洗浄後の庫内乾燥をやめて、運転後は扉を開けて自然乾燥してはいかがでしょう? 常にお湯をつかう食洗機だから食器はとても熱くなっていて、あっという間に自然乾燥できます。
 
それと庫内には1日分の食器をしっかり入れて、運転は1日1回にまとめるのもおすすめです。
 
Text:富山 紀子(とみやま のりこ)
フリーランス・ライター。オールランドに活動するライター
 
監修:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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