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出張でクオカード付の宿泊プランを予約。自分の物にすると横領になるってホント!?

ファイナンシャルフィールド / 2023年1月1日 23時10分

出張でクオカード付の宿泊プランを予約。自分の物にすると横領になるってホント!?

出張に行く際、宿泊するためのホテル予約を自分で行うビジネスマンもいるでしょう。このようなビジネスマン向けのホテルを探していると、目にすることも多いのが「クオカード付宿泊プラン」というものです。   ホテルからのサービスとしてクオカードを受け取り、自分の物にしても問題はないのでしょうか。そこで、この記事ではビジネスマンが注意すべき、出張におけるクオカードの取り扱いについて解説します。

よくあるホテルのクオカード付プランとは?

宿泊予約サイトなどでホテルを検索しているときに「クオカード付プラン」というものを目にしたことがある人もいるでしょう。これはそのプランでホテルに宿泊した場合に、特典としてクオカードが付いてくるというものです。
 
クオカードはコンビニや書店などで使うことができるため、うれしいサービスといえるでしょう。なかには室内の清掃回数を減らすことでクオカードをもらえるエコプランなどを用意しているホテルもあります。
 

クオカードを受け取り自分の物にしたら詐欺・横領になる?

出張でクオカード付プランを利用する場合に、会社側とトラブルになるケースもあります。ここでは、クオカード付プランにおける問題点を解説します。
 

・クオカード付プランでよくある問題

宿泊するホテルでクオカードがもらえると、得をした気分になるものです。ただ、出張におけるクオカード付プランは、トラブルに発展する可能性があります。
 
たとえば、とあるホテルで一泊9000円のプランと一泊1万円で1000円分のクオカードが付いてくるプランがあるとしましょう。これらはクオカードの有無を除けば差は生じません。
 
そのため、ビジネスマンは1万円のプランを利用し、1000円分のクオカードを自分の物にすればお得と考えるケースがあるのです。ただし、あくまでも出張費を支払うのは会社という点が問題になります。
 
クオカードを会社に黙って自分の懐に入れても問題はないのか、また会社にばれると処罰される可能性はあるのか、知っておく必要があるでしょう。
 

・クオカード付プランは精算方法がキーポイント

クオカードを会社に黙って自分の物にした場合、何か問題はあるのでしょうか。クオカード付プランの利用において、ポイントとなるのが会社の経費精算方法です。精算方法は「概算請求」「実費請求」の2つに大きく分けられます。
 
概算請求は「宿泊費を一律〇円まで支給する」というもの、実費請求は「かかった費用を会社が支払う」というものです。このうち、概算請求は一定額を支給するものであるため、問題になりません。一方、実費請求の場合、クオカードは会社に帰属する財産と考えることができます。
 
したがって、実費請求の場合は会社に黙ってクオカードを自分の物にしたり、私用で使ったりすることはおすすめできません。ケースによっては懲戒対象になる可能性があります。
 
また、極端にいえば詐欺・横領などの刑事罰を受ける可能性もゼロとは言い切れません。トラブルを避けるためにも、クオカードの取り扱いには十分な注意が必要といえるでしょう。
 

クオカード付プランの利用は慎重に!

クオカード付プランを利用すると、一見クオカードがもらえてお得だと考えるビジネスマンも多いかもしれません。しかし、会社の精算方法が実費請求である場合、クオカードは会社に帰属する財産と考えられます。
 
したがって、黙って自分の物にすることはおすすめできません。「小額のクオカードなら大丈夫だろう」など、少しの出来心がトラブルに発展する可能性もあるため気を付けましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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