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現代における最低限の金融リテラシーとは? お金で損しないポイントをFPが解説

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月31日 6時20分

現代における最低限の金融リテラシーとは? お金で損しないポイントをFPが解説

2022年は物価上昇が続き、少なからず家計の苦しさを感じる日々が続いているのではないでしょうか。本記事では現代における最低限の金融リテラシーについて解説します。お金に関する知識や判断力を身に付けることによって、日々の生活を円滑に送る気づきが得られるでしょう。   金融庁の資料をもとに、ご紹介する金融リテラシーのポイントを押さえて、日常生活に取り入れてみてください。

金融リテラシーとは

金融リテラシーとは、お金にかかわる金融や経済に関する知識・判断力のことです。私たちが円滑な生活を送っていくためには、お金を上手に管理して、適切に使っていく必要があります。自分の収入や生活スタイル、将来の人生設計を踏まえて、どのようにお金を準備すればよいかを考えていかなければなりません。金融リテラシーを身に付ければ、自分自身と自分の家族を守ることができます。
 

身に付けておきたい金融リテラシー4分野

金融庁では、最低限身に付けるべき金融リテラシーを4分野に分けて伝えています。詳しくみていきましょう。
 

1.家計管理

家計管理では、適切な収支管理(赤字解消・黒字確保)を習慣化することが大切です。
 
なかなか貯蓄が増えない場合は、収入を増やすか支出を減らす方法のどちらかを考えます。そのためにも、「何にどれくらいお金を使っているのか」を知ることが大切です。固定費を払いすぎていないか、無駄な買い物をしていないかなど、日々の生活を見直すことで収入を増やすべきなのか支出を減らすべきなのかが分かってくるでしょう。
 

2.生活設計

生活設計とは、ライフプランを明確にすることです。子どもは何人ほしいのか、車や住宅購入の時期はいつ頃かなど、お金が大きく動くイベントの予定時期を書き出していきます。そして、その時期にどれくらいの支出が必要になるのかを可視化することが大切です。将来必要なお金を把握することで、目の前の生活でお金の管理をどのようにしたらよいのかが明確になります。
 

3.金融と経済の基礎知識と金融商品を選ぶスキル

金融や経済の基礎知識を学ぶことで、自分にあった金融商品を選べるようになります。生活設計を立てていくなかでは金融商品が必要となる場面が多くあるため、知識を付けておくことが大切です。保険商品やローン・クレジット、株式や投資信託などの資産形成商品について、仕組みやコストを学びましょう。
 

4.外部の知見の適切な活用

金融や経済の分野は膨大な情報量があるため、自分一人ですべてを知ろうとするのはなかなか難しいことです。そのため、専門家の知識をうまく活用して、分からないことは相談してみてください。
 
身近な場所だと銀行や保険会社の窓口で相談できます。定期的に開催されているセミナーに参加してみるのもおすすめです。
 

特に優先すべき分野

リテラシーの分野のなかでも、「3.金融と経済の基礎知識と金融商品を選ぶスキル」を優先して身に付けておくべきだと考えます。2022年に入ってからはインフレが加速度的に進んでおり、私たちの日々の生活も苦しくなりつつあります。これまでと同じ生活をしていては、いつか家計が破綻する恐れも出てきているため、早急に金融と経済の正しい知識を身に付けるべきです。
 
まずは経済の動きを正しく理解し、どうしたら自分の資産を守れるのかを考えていきましょう。学ぶうえで有効な手段としては、実際に金融商品を少額からでも利用してみること、もしくはファイナンシャルプランナーの勉強をしてお金にまつわる知識を網羅的に学ぶことをおすすめします。
 

まとめ

以上、現代における最低限の金融リテラシーについて解説しました。お金にかかわる金融や経済に関する知識・判断力が、私たちの資産を守る近道となります。ご紹介した金融リテラシーのポイントを押さえて、すぐに行動していきましょう。
 

出典

金融庁 最低限身につけるべき(知識・判断力)金融リテラシー
政府広報オンライン 知らないと損をする? 最低限身に付けておきたい「金融リテラシー(知識・判断力)」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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