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「家計簿」って意味あるの? 家庭の支出と収入を把握するメリットとは?

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月31日 9時0分

「家計簿」って意味あるの? 家庭の支出と収入を把握するメリットとは?

伊藤手帳株式会社(愛知県名古屋市)が、紙の家計簿のみを利用している20~‐50代女性404人を対象に紙の家計簿に関する調査をしたところ、4割以上の人が「家計簿を定期的につけている」と回答しました。しかし、その一方で「毎日つけるのが面倒くさい」「やる意味があるのか分からない」と、家計簿をつけることに難色を示す方もおられるでしょう。   この記事では、家計簿を使って家庭の支出と収入を把握することのメリットについて解説します。

家計簿をつけるメリット

まず、家計簿をつける前に、家計簿にはどんなメリットがあるか知っておきましょう。
 

お金の出入りが分かる

家計簿をつけると、何にいくら支出したのか分かります。毎月の収入が変動的な人は、合わせて収入もチェックしましょう。自分の収入額から考えて支出額は適切か、支出額が多ければどこかで節約ことができないかを考えることができます。
 

支出の傾向が分かる

家計簿をつけると、「使った覚えがないのに、お金がない。何に使ったのか分からない」というようなことがなく、支出の傾向が明確になります。毎日何気なく自動販売機でコーヒーを買っていたなど、習慣から発生していた細かい支出にも気づけ、計画的にお金を使うようになります。
 

いつも買う物の価格推移が分かる

いつも買う食材などの価格を家計簿につけておくと、価格推移を意識した買い物ができるようになります。いつも買う野菜などの価格推移を意識するようにすれば、自然とお買い得な日などが分かるようになるでしょう。
 

節約を意識するようになる

家計簿をつけると、何に節約をすればよいか意識するようになります。食費の割合が多いのであれば、ランチにコンビニ弁当を買っている人は手作り弁当を持っていく、交際費が多いのであれば、割安で楽しめるプランを考える、水道光熱費の占める割合が大きければ、節水したり、電気の使用する時間帯を変えたりすると節約につながります。
 

貯金を計画的にできるようになる

家計簿をつけてお金の流れが把握できると、毎月どの程度のお金が残るのかが分かり、計画的に貯金できます。また、毎月の貯金に目標金額の設定をするには、家計簿をつけることは効果的です。お金を貯めるには、支出より収入が上回っていなければなりません。家計簿をつけると収支が明確に分かり、不足分の金額を節約したり、副業で稼いだりして補うことができます。
 

家計簿を続けるポイント

「よし、家計簿をつけよう!」と意気込んでも、続かなければ、節約や貯金につながりません。この項では、家計簿を続けるポイントについてご紹介します。
 

家計簿の項目数は最小限にする

項目を細かくしすぎると複雑になってしまい、面倒くさくなって続けられなくなる可能性があります。完璧を目指して続かなくなるより、最初は多少の不明金があっても継続させることのほうが大切です。負担に感じない程度の項目数に絞ることから始めるといいでしょう。
 

家計簿はその日につけて、レシートや領収書は保管しておく

家計簿は、お金の出入りがあったその日のうちにつけておきましょう。「後でつけよう」と数日分をためると、何にいくら使ったのか忘れてしまう可能性が高くなります。できるだけその日の夜や、次の日の朝には家計簿をつけるようにしましょう。
 

まとめ

家計簿は続けることに意味があります。まずは、家計簿をつけることが負担にならないような、環境・仕組み作りをしましょう。例えば、家計簿は毎日つけるのが理想ですが、負担になるようであれば、毎週決めた曜日に家計簿をつけるなど、定期的に家計簿をつけるようにするといいでしょう。家計簿の作成が面倒な場合は、手軽に始められる家計簿アプリを利用するのもおすすめです。
 
家計簿をつける習慣ができたら、定期的に家計簿を見直してみましょう。節約や貯金がうまくできていることが分かれば、家計簿をつけるのが楽しくなるでしょう。
 

出典

伊藤手帳株式会社 紙の家計簿に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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