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自分で障害年金の手続きができないときはどうすればいい? いざというときに頼れる主な相談先

ファイナンシャルフィールド / 2022年12月31日 10時0分

自分で障害年金の手続きができないときはどうすればいい? いざというときに頼れる主な相談先

ご自身で障害年金の手続きができない場合、どのような相談先を頼ればよいのでしょうか。   本記事では、最初に障害年金の概要を説明した後、相談窓口・サポート機関を一つずつ紹介していきます。各相談先のサポート内容、利用方法だけではなく、注意点についても解説するので参考にしてください。

障害年金とは?

「障害年金」とは、国民年金法に基づく障害基礎年金、厚生年金保険法に基づく障害厚生年金の総称です。病気やけがで仕事や生活などが制限された場合、一定の条件をクリアすることで支給されます。年金ではなく、障害手当金(一時金)として支給される場合もあります。
 

障害年金の相談先

障害年金の相談先として、「全国の年金事務所」「街角の年金相談センター」「社会保険労務士」の3つがあります。それぞれ解説していきます。
 

全国の年金事務所

全国に312ヶ所(2022年12月22日時点)ある年金事務所では、個人の相談として、以下のサポートを無料で行っています。

●年金の受け取りに関する相談や手続き
●国民年金の加入や納付等に関する手続き

まずは電話で問い合わせて予約するとよいでしょう。受付時間は平日の午前8時30分から午後5時15分までです。相談の際は、状況に応じて本人確認書類、基礎年金番号が分かる書類、本人以外が相談する場合は代理人と分かる書類が必要です。
 
注意点として、相談後に障害年金の手続きを行う際は、さまざまな書類の提出が必要だったり、申請完了までの期間が長くなったりすることがあります。
 

街角の年金相談センター

全国に80ヶ所(2022年12月22日時点)ある街角の年金相談センターは、日本年金機構から委託を受けた全国社会保険労務士会連合会が運営しており、以下のサポートに対応しています。

●年金の受け取りに関する相談や手続き

受付時間、相談時に必要な書類、注意点は年金事務所と同様です。相談・手続き共に無料で利用できますし、年金の専門家である社会保険労務士や、経験豊富な職員に対応してもらえます。
 

社会保険労務士

社会保険労務士の事務所などで相談する方法です。サポート内容として、相談以外にも申請書類の作成や代行に対応しています。利用方法は、各社労士事務所のホームページなどから申し込むのが一般的です。
 
社会保険労務士に依頼することで、書類の収集や作成などを任せられますし、スピーディーな手続きによって、申請完了までの期間短縮も期待できます。
 
ただし、注意点として費用が挙げられます。着手金、受給決定後報酬、実費など「どのくらいの費用がかかるのか」を確認したうえで申し込むことが大切です。
 

まとめ

今回は障害年金の相談窓口・サポート機関について解説しました。年金事務所、街角の年金相談センターは無料で利用できるものの、手続きを行う際の書類提出の多さや、期間の長さには注意が必要です。社会保険労務士に相談する場合は、スムーズに手続きが進みやすいものの、費用がかかる点に注意しましょう。
 

出典

日本年金機構 障害年金
日本年金機構 障害のある方
日本年金機構 全国の相談・手続き窓口
日本年金機構 受付時間のご案内
日本年金機構 予約相談について
全国社会保険労務士会連合会 年金の相談をしたい
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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