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似たような言葉でややこしい。口座の「振替」と「振込」はどう違う?

ファイナンシャルフィールド / 2023年1月21日 0時50分

似たような言葉でややこしい。口座の「振替」と「振込」はどう違う?

光熱費や携帯電話の料金などを支払う際、口座振替を利用するケースは多いものです。しかし、契約や利用方法によっては、振込での支払いを指定されることもあります。   振替と振込は言葉が似ているので、混同する人もいるでしょう。そこで、今回は、口座振替と口座振込はどのような違いがあるのか解説していきます。

自分の口座から引き落としになるのが「口座振替」

口座振替とは、自分の銀行口座から相手の口座へ自動的にお金が移動される決済方法のことです。引き落としともいわれます。
 
口座振替にしてもらうには、事前に申し込んでおくことが前提になります。口座振替の手続きには、通常は銀行名と支店名、口座の種類と口座番号、そして口座名義になっている氏名または企業名が必要です。
 
ほかには、届印を必要とすることも多いですが、ネット銀行のような実店舗を持たない銀行もあるので、必ず提出しなければならないわけではありません。
 
口座振替は、予定日が来れば勝手に支払いが完了する点がメリットです。利用する企業側にとっても、自動的に集金できるというメリットがあります。
 
また、振替には手数料がかからないこともメリットの1つといえます。振替の際は、受け取る側が負担をすることになっているためです。ただし、口座に必要な残高がない場合は振替ができないので、事前に口座に入金しておくなどの注意は必要です。
 
口座振替は、光熱費やクレジットカードの利用料のような継続的な支払いに向いています。
 

相手の口座に振り込むのが「口座振込」

口座振込とは、相手の口座にお金を振り込むことです。口座振替とは違い、振込の場合は事前の申し込みは要りません。振込をするためには、相手の銀行名と支店名、口座の種類、名義となる氏名が必要です。
 
口座振込は、自分のタイミングで支払えるというメリットがあります。利用料などの支払いだけではなく、家族や知人へお金を渡したいときにも、口座振込を利用するのが一般的で手軽な手段です。
 
しかし、振込には手数料がかかるのがデメリットといえます。相手も同じ銀行の場合や提携銀行の場合は無料になることもありますが、通常は手数料が必要です。また、毎月固定でかかる料金の支払いなどを振込にした場合、期限を忘れて支払い漏れが出てしまうこともデメリットの1つでしょう。
 
口座振込は、ネットショッピングや旅行代金など単発での支払いに向いています。ほかには、口座振替で設定していたものの、残高不足で引き落としにならなかった支払いにも、口座振込を指定されることもあります。
 
振込は、銀行の窓口やATM、インターネットバンキングなどから利用できます。
 

口座振替と口座振込を使い分けると便利

口座振替は、自分の口座から相手の口座に自動的にお金が移動されるため、払い忘れをするという心配がありません。対して、口座振込は自分で相手の口座に振り込むことをいいます。2つの違いと特徴を理解し、上手に使い分けましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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